トレンドの継続時、転換時に現れるのがチャートパターンです。
レンジ相場の反転ポイントでも現れやすいです。
チャートパターンでトレードするのに一番大切なのは、チャートパターンを見つける事。
当たり前のようですが、見逃すことも多いです。
チャートパターンをトレードに活かす方法
これまで私が学んできた事を記事にしています。
FXに真剣に取り組んでいる方のお役に立てば幸いです。
チャートパターンが有効な理由
「多くの人が同じように考えるから、同じ方向に動きやすくなる」
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これはフラッグでしょ!
![](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2021/06/30fc1b99aec36bad285166682ba1bfca.jpg)
いいや!フラッグじゃない!
チャートパターンと判断した人と、違うと判断した人が丁度半分だった場合。
正確には投資する資金量で決まりますが、この状況ではチャートパターンが機能する確率も半分です。
誰かがチャートパターンと判断したところで、他の大多数もチャートパターンと判断するから同じ方向に動く。
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だからチャートパターンはトレードに活かせる!
その為にもまずは、チャートパターンと判断できる目が重要になります。
トレンド転換時のチャートパターン
それまで向かっていた方向から反転して、逆方向に動き出すトレンド転換時。
形成されやすいチャートパターンが、ヘッドアンドショルダーや逆ヘッドアンドショルダーです。
ダブルトップやダブルボトムも反転する時に形成されやすいチャートパターンです。
最近ではユーロドルの各時間足でヘッドアンドショルダーが現れました。
5分足チャート
![5分足ヘッドアンドショルダー](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2020/03/d078475f85431161fae2c0dcb7e5ee53.png)
まず5分足でヘッドアンドショルダーが成立しました。
上昇を始めてヘッドアンドショルダー成立。
その後は戻りもありますが、スタート地点を超えて下降しています。
15分足チャート
![15分足ヘッドアンドショルダー](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2020/03/7f8c4df4f669af6db65b81f4bbdd8ed2.png)
5分足のヘッドアンドショルダーが15分足のヘッド部分になっています。
15分足でのヘッドアンドショルダー成立後も更に下降しています。
日足チャートでみると、こんな感じです。
![日足チャートパターン](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2020/03/d816d12ad0321c152f86d3084ef30106.png)
トレンド転換を示唆するチャートパターンについて、詳しくは以下の記事を参照下さい。
トレンド継続時のチャートパターン
トレンド継続時に現れやすいフラッグやペナントは、どの時間足でも頻繁に現れる印象があります。
トレンド相場ではフラッグに、レンジ相場ではペナントが形成されやすくなります。
4時間足チャート
![チャートパターンいろいろ](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2020/03/0828c2084322e6ef709bf677830e2b39.png)
下降トレンドが形成され勢いも強く、フラッグの連続で下方向に動き続けました。
その後、上昇トレンドを作ってからヘッドアンドショルダー。
トレンドが転換して下降トレンドに変わり、フラッグの連続で急降下しています。
トレンド継続を示唆するチャートパターンについては、以下の記事をご参照下さい。
チャートパターンの見つけ方
どの時間足でもチャートパターンは形成される
チャートパターンは各時間足で形成されます。
ひとつの通貨ペアでも多くの時間足を見ていると、思っている以上にチャートパターンは見つかります。
トレード時間を多く作れる方は、多くの通貨ペアと時間足で探せばトレードチャンスも増える事でしょう。
チャートパターンを見つける秘訣の一つが、あまり細かな波を見ず大きくチャートを見る事。
そして見つけた時には、チャートパターンが必ず成立する保証はない事も意識しておきましょう。
チャートパターンが機能しやすいポイントは、
- 意識されるレート(キリ番)
- 過去から強く意識されるライン付近
長期足がそのポイントに近づいた時、まずは短期足から観察していきます。
- 反転の兆しがありそうか
- レンジ相場(揉みあい)になりそうか
- 何事もなく、すんなり抜けていってしまうか
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何も起きなければ見送りです。
トレンドが継続するにしても転換するにしても、このポイントではチャートが揉みあう事が多くなります。
チャートパターンは長期足ほど有効
注意深くチャートを見ていると、チャートパターンは意外に多く見つかります。
チャートは短期足から作られます。
当然チャートパターンも、短期足の方が早く多く確認できます。
短期足からチャートパターンを見つけてトレード。
動いている方向に勢いがあるようなら、中期足や長期足でのトレードに繋げていく。
長期的な方向性を加味しながら、短期足からトレードしていくのが理想です。
トレード時間を長く作れない方は、1時間足以上で現れるのを待つのがベターでしょう。
トレードする時間足を決めている方は、自分のトレードする時間足で現れるのを待てばOKです。
まとめ
チャートパターンを見つけただけでは資金は増えません。
見つけたチャートパターンをトレードにどう活かすのか。
そのために必要になるのが、
![](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2021/06/31a6cc7242b34da11af8e5b055b55781.jpg)
トレードルール!
これはどんな手法のトレードでも必要です。
あちこちでトレードしない。
自分の得意パターンを待つ。
あとは淡々とトレードルール通りに売買するだけ。
資金を増やしていく最短の方法だと思います。
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