FX初心者向けFXトレード手法④ヘッドアンドショルダー

ヘッドアンドショルダーに似てる山脈 手法

ヘッドアンドショルダーはトレンドの転換点に現れやすいチャートパターンです。

チャートの形が漢字の山のようになり、その形を人間の肩と頭に見立てて名付けられたようです。日本では三尊と呼ばれたりもします。私が取り入れているヘッドアンドショルダーのFXトレード手法を紹介します。

FXを始めたばかりの方に向けて私が勉強してきたことを記事にしています。
今後のFXのトレードの参考になれば幸いです。

ヘッドアンドショルダーのチャート図

ダブルトップなどは成立した直後に逆のダブルボトムを作り、長期の時間足で見るとフラッグやペナントになっている事もありますが、ヘッドアンドショルダーが成立する時はそれまでのトレンドとは逆方向に大きく動いていく事が多いです。

実際のチャート図がこちらです。

ヘッドアンドショルダーのチャート図
少し前の米ドル円のチャートですが、上昇分をヘッドアンドショルダー成立後にすべて戻して更に下降していきました。長期足でみると下降途中で作られた戻りの頂点がヘッドになりました。

ヘッドアンドショルダーの基本的なトレード手法

ヘッドアンドショルダーの基本的なエントリー方法

ネックラインが揃っている基本的なヘッドアンドショルダーの場合は、基本は戻り売りのトレード手法でエントリーしていきます。

ネックラインを下抜いてから戻りを待ってネックラインで上値が抑えられて下降するのを確認できたらエントリーしていきます。

エントリーポイントからみると直近安値を下抜いてはいない状況でのエントリーですが、下降のダウは形成されている状況です。ダウ理論からも下方向へのエントリーは有利なトレードになります。

きれいにネックラインが揃っているヘッドアンドショルダーは上記のエントリーで良いのですが、ネックラインが揃っていないケースもあります。

以下はネックラインの傾き方によってのエントリーポイントの違いをご説明します。

ネックラインが切り上げのヘッドアンドショルダーのトレード手法

ネックラインが切り上げのトレード手法

ネックラインが切り上がっているヘッドアンドショルダーの場合、高値は二つ目のショルダーが形成されると切り下げになりますが、安値ではまだ切り下げが確定していない上昇のダウが続いている状況になります。

この場合ネックラインを下抜いたところでトレンドラインのブレイクアウト手法でのエントリーもありなのですが私はお薦めはしません。資金管理がしっかりと出来る方はエントリーはありです。

そこでまずは安値Ⓑを下抜いていくのを確認するまで待ちます。安値Ⓑは高値を切り上げる事が出来なかった始点になります。その安値Ⓑを下抜いていくという事は今までの買いの勢力よりも売りの勢力が勢いをつけ始めたという事になります。

エントリーポイント①

安値Ⓑの水平線がレジスタンスラインとなり上値が抑えられてから下降していく事を確認して、まずはエントリーポイント①戻り売りのトレード手法でエントリーをしていきます。

安値Ⓑを下抜いた時に下降のダウが成立していますのでトレードには有利な状況ではありますが、まだ上昇トレンド途中の調整の下降の可能性もあります。念のため安値Ⓐを下抜いていくまでは戻りを待つのが安全策です。

損切りは安値Ⓑの少し上に設定して資金管理をしっかりとしたエントリーが条件です。

エントリーポイント②

安値Ⓑを下抜いてから戻りを作らずに一気に下降していくケースもあります。その際には最高値を形成した始点となる安値Ⓐを下抜いたエントリーポイント②水平線のブレイクアウト手法でエントリーしていきます。

安値Ⓐは最高値を作った始まりのポイントです。ここから買いでエントリーしていった勢力も損失を出さないために建値決済するにはここしかありません。ここを下抜いていくと損失になります。

損切り設定もこの安値Ⓐの少し下というのが多いと思いますので、安値Ⓐを下抜くと売りの勢力が更に勢いを増していきます。

戻りを作った時には安値Ⓐで引いた水平線で上値を抑えられてから下降していくのを確認して戻り売りのトレード手法でエントリーしていきます。その際に水平線がレジスタンスにならずに安値Ⓐを上抜いていってしまったら安値Ⓑで抑えられるのを待ちます。

資金管理に余裕のある方は安値Ⓑの上に損切り設定してもいいのですが、基本は安値Ⓐの少し上です。安値Ⓐを上抜いた時点でエントリーの根拠がなくなります。

ネックラインが切り下げのヘッドアンドショルダーのトレード手法

ネックラインが切り下げのエントリー手法

ネックラインが切り下げているヘッドアンドショルダーの場合は下降のダウが早く成立します。安値Ⓑを作った時点で安値切り下げが成立し、高値Ⓓを作ったところで高値の切り下げも成立します。そのため高値Ⓓから下降を始めたら安値Ⓐを下抜いた時点でヘッドアンドショルダー成立を見越して〇(注)でエントリーしていく事もあります。

エントリーポイント①

下降のダウが形成されている状況下でのエントリーになりますので、直近最安値Ⓑを下抜いたらブレイクアウト手法エントリーポイント①でエントリーしていきます。安値Ⓒで反発上昇したら再び下降して安値Ⓑの水平線を下抜いてくるまでエントリーを待ちます。

安値Ⓑの水平線を下抜いた後に戻りを作ったとしても安値Ⓑの水平線で上値を抑えられると想定して、損切りを安値Ⓑの少し上に設定して最小限の損失に抑えるようにします。

エントリーポイント②

安値Ⓑの水平線を下抜いた時にエントリーしなかった場合は戻りを待ちます。こちらの方が安全策にはなります。戻りを作らなかったら見送りです。

戻りを作った時は安値Ⓑの水平線がレジスタンスになります。ここで上値を抑えられて下降を始めれば戻り売りのトレード手法でエントリーですが、戻りの勢いが強く安値Ⓑの水平線を上抜いていったら安値Ⓐの水平線で上昇が止まるのか、まだ上昇を続けるのかを確認する事が大切です。

まとめ

ヘッドアンドショルダーは成立するまでに作るチャートの波が多いですので、成立するように見えて途中で動きが変わる事も多々あります。

すべてのケースで黄色のラインのように上昇トレンドを保ったまま上方向に行くケースも多いです。目安となる水平線で抑えられるのか、抜いていくのかをきちんと確認してからエントリーしていく事が基本となります。

その時に判断の基準とするのがダウ理論になります。私が勉強したトレード手法の基本はダウ理論になっています。

ダウ理論の記事はこちらになります。

 

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