トレンド相場もレンジ相場もいつかは終わります。
上昇していたレートもいつかは下降していきます。
レンジ相場からトレンド相場へ。
或いは上昇局面から下降局面へ。
相場の流れが変わる初動でエントリーできれば大きな利益を狙う事ができます。
これまで私が学んできた事を記事にしています。
FXに真剣に取り組んでいる方のお役に立てば幸いです。
相場の流れは短期足から変わる
相場の流れが変わる事を事前に知る事はできません。
ですが、可能性の高いポイントを想定する事は可能です。
相場の流れ(ダウ)は短期足から作られます。
短期足で作られた波が中期足に伝わり、長期足に伝わってトレンドという大きな波が形成されていきます。
例えば上方向優位だった長期足が下方向に動き始めたとします。
長期足だけ見ると調整の下降に見えます。
この時に短期足で下降のダウを形成し、その流れに勢いがつくと中期足が下降のダウに。
そして中期足の勢いが長期足に伝わり下降のダウとなり、相場の大きな流れが下方向優位へと変わっていくのです。

短期足は長期足の方向に引き付けられると言いますが、相場の流れの転換は短期足から始まります。
この短期足の流れが転換するポイントのサインさえ分かれば、より優位な状況でトレードする事ができるようになります。
相場の流れが変わるポイントの見つけ方
相場の流れが変わる前の兆候
相場の流れは急転換する事もあります。
ですが相場の流れが逆方向に変わる直前というのは、従来の勢いと転換の勢いで主導権争いが起こります。
どちらの勢いが勝つか揉みあいの相場環境、つまりはレンジ相場です。
方向感のない上下動を繰り返すレンジ相場で蓄積されたパワー。
この均衡が崩れると一気に相場が動きだします。
この強い流れがトレンド相場を形成します。

レンジ相場はどの時間足でも形成されます。
そして、どちらの方向にもブレイクしていきます。
まずはレンジ相場を見つける事からスタートです。

こちらでは「レンジ相場のトレード」について解説しています。
相場の流れが変わるサイン
揉めているレンジ相場の中で相場の流れが変わるサインが見つかると、次に来るトレンド相場の初動も想定しやすくなります。
次の作業は相場の流れの継続や転換を示唆するサインを見つけていきます。
このサインとはチャートパターンやローソク足のプライスアクションの事です。
これらのサインはその形状によって「トレンド継続」や「トレンド転換」を示唆してくれます。

これらのサインが見つかったら次は、サインが現れたポイントが相場の流れが変わる可能性が高いか低いかの見極めです。

「チャートパターン」についてはこちらを参照ください。
相場の流れが変わる可能性が高いポイントとは
レンジ相場が続きトレンド継続や転換のサインが現れる。
それでもそのポイントで相場の流れが変わる保証はありません。
なるべく可能性の高いポイント、つまりはトレードに優位性があるポイントでエントリーしたいです。
これを間違ってしまったらすべて台無しです。
相場の流れが変わりやすいポイントとはどこか。
それはズバリ、大勢の相場参加者が意識するライン付近です。

皆が共通で意識するラインは相場の流れが止まったり転換したりしやすいポイントです。
レジスタンスやサポート、トレンドやチャネルといったラインは特に意識されています。
キリ番と呼ばれる「意識されやすいキリのいい数字」も意識されやすいポイントです。
こうしたラインやキリ番付近でチャートパターンが現れると、相場の流れが変わる可能性がより高まっていきます。

「ライン」についてはこちらを参照ください。
まとめ
どんなトレードスタイルでも長期足の向かっている方向は把握しておきましょう。
長期足の勢いを考えながら「どの時間足でリスクリワード設定するか」を考えます。
- レンジ相場を見つける
- チャートパターンやプライスアクションを待つ
- 意識されるラインやキリ番付近であるか
上記の確認ができ、相場の流れが継続か転換か考察する。
後はリスクリワードが見込めればトレードするだけです。

「エントリーのタイミング」についてはこちらを参照ください。
絶対に勝てる保証はありません。
少しでも優位性を高めるための作業です。
皆様の参考になったなら幸いです。
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