先週の考察で、「米ドル買いの相場環境が転換するのは何時になるやら」と書きました。
早速、今週は米ドル売りの相場になりました。
コロコロ変わる相場環境に、ついていくのも一苦労です。
難しいですが、来週はどっちに動くか考察してみます。
2020年3月23日から一週間のFX相場私的考察
相場環境はリスクオフ。
そう考えると、円買いが強くなっても良さそうです。
ですが今のところ、極端な円高には動いてません。
ユーロドル日足チャート
![2020年3月28日ユーロドル日足チャート](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2020/03/2020-0328-eurusd-day.png)
上昇一辺倒の一週間でした。
1.065付近から1.113付近まで、500PIPS弱の上昇です。
先週の下降分をほとんど戻した形です。
行ったり来たり、良く動く相場環境が続いています。
上値の目安は直近高値の1.115、下値は1.065.
かなり広い幅で見ておく必要があります。
今週の終値は、ほぼ中間と見ていいと思います。
過去に強く機能していた1.118が目の前です。
ユーロドル1時間足チャート
![2020年3月28日ユーロドル1時間足チャート](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2020/03/2020-0328-eurusd-1h.png)
1時間足でみると上昇を続けるにしても、1.118で一度押し目を作りそうです。
この近辺で一度揉めてくれれば、テクニカルで考えることも出来そうです。
横に動けばブレイク上昇待ち、反転すれば安値がどこで止まるか次第。
ですがこれまでの流れを見ると、一気に上昇してしまう可能性もあります。
まずは1.118で止まってくれるか、週明けの始値次第でしょうか。
アメリカの情勢次第で、大きく上に窓を開ける可能性もあります。
どちらにせよ、来週もファンダメンタルズ重視で考えます。
米ドル円日足チャート
![2020年3月28日米ドル円日足チャート](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2020/03/2020-0328-usdjpy-day.png)
米ドル売りの影響で下降しています。
木、金曜日の2日で約400PIPSの下降です。
高値の切り下げが確定しています。
ダウ理論で考えると、安値がどこで止まるのかで対応が変わります。
安値切り下げまでは、まだ大分離れています。
それでも今のボラティリティなら、来週中に切り下げるかも知れません。
安値を切り上げてきたら、日足でペナントを作る可能性もでてきます。
ボラティリティが大きい、方向感のない相場環境入りも考えています。
米ドル円4時間足チャート
![2020年3月28日米ドル円4時間足チャート](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2020/03/2020-0328-usdjpy-4h.png)
安値切り上げのペナントから、下方向にブレイクしていきました。
テクニカルで見ると、107.60付近で一度止まるように見えます。
この近辺で横方向に動けば、売りでのエントリーもイケそうです。
戻りが強かったら、110.00まで戻すことも考慮しておきます。
ダウ理論で考えれば、直近安値を下抜くまでは上目線。
下向きの勢いが強そうですが、4時間足ではまだ上昇のダウ継続中です。
今後のトレード方針
アメリカの新型コロナウイルスの感染者数が世界一になりました。
強かった経済にブレーキがかかりそうな情勢です。
テクニカルも効果的に使えてますが、今はファンダメンタルズ重視に変わりなし。
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