FOMCでは積極的な利上げ方向の姿勢がみられ、日銀は金融緩和継続を決定。
ドル買い円売りが続きそうなところで政府・日銀による円買い・ドル売りの為替介入。
一気に円高方向に動きました。
2022年9月19日からの動きと今後のFX相場私的考察
これまで「いつでも介入する」という雰囲気は出してましたが、本気で介入してくると考えてた方は少ないでしょう。
5円近く円高に動いたので、突然の介入効果は大きかった方でしょう。
しかし追撃はなかったんでしょうか。
介入後すでに半分は戻しています。
ですが「警戒感」という効果が続くので成功と言えそうです。
4時間足チャート考察
ユーロドル
![2022年9月25日ユーロドル4時間足チャート](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2022/09/2022-0925-eurusd-4h.png)
1.005から0.995の間で動いてましたがブレイク。
0.980で止まって0.990まで戻してから0.966まで下降。
取引終了は0.968でした。
下方向は様子見にしてましたが良い勢いで落ちていきました。
米ドル高の流れは変わっていないようです。
状況が状況だけにちょっと買いは考えにくい。
引き続き、なるべく上から売りで検討していきます。
米ドル円
![2022年9月25日米ドル円4時間足チャート](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2022/09/2022-0925-usdjpy-4h.png)
じわりじわりと上昇し145.00を突破。
145.89まで到達しましたが、円買い・ドル売り介入で一気に急降下。
140.34まで下降しています。
しかし押し上げも強く、143.34まで戻して取引終了でした。
押すという想定はありましたが介入での急落は想定外でした。
最大で137.50まで押すと見ましたが、介入があってもそこまでは落ちてません。
むしろ上昇気配すらあります。
しかし、なかなか買いにくい状況にはなりました。
145.00近辺まで上昇すると介入警戒感も強くなりそうです。
売りを狙ってみるのも一手ではありそうです。
ですがファンダメンタルズは変わらず米ドル買い円売り方向。
なので下から買いは崩さずに行きます。
しばらく様子見してからトレード検討します。
ユーロ円
![2022年9月25日ユーロ円4時間足チャート](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2022/09/2022-0925-eurjpy-4h.png)
米ドル円と同じく介入により急降下です。
138.70の安値から少し戻して140.25。
再下降して138.92で取引終了しています。
週足以下の形から「もう少し下げる」とは見てましたが一気すぎ。
何もすることなく一週間が終了でした。
これまで「大きな流れは上」と見てました。
基本的には変わりませんが、もうしばらく下に向かうと想定しています。
戻り売りの形がきれいならトレード。
上昇中は様子見。
円絡みは無理しない方針です。
ポンドドル
![2022年9月25日ポンドドル4時間足チャート](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2022/09/2022-0925-gbpusd-4h.png)
すこし戻りはありましたが下げ続けた一週間でした。
1.136からは戻りもなく1.083まで下降しています。
「上から売り」の想定は崩れました。
しかし25EMAに下からタッチしたところで15分足でヘッドアンドショルダー。
基本通りのネックラインの戻り売りで勝つことができました。
ファンダメンタルズが変わるまで米ドル買い方向のまま。
つまりは今まで通り「なるべく上から売り」
これ以外は考えません。
今後のトレード方針
ユーロドルとポンドドルは上から売り。
米ドル円は基本買いだけど様子見。
ユーロ円は直近は売り。
介入警戒感で145円前後の米ドル円買いはちょっとためらわれます。
ユーロドルやポンドドルを見ればわかる通り、ドルストレートが現時点では分かりやすいかなと。
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