パウエルFRB議長の講演が、今週の山場だと思われていました。
しかし金曜日に安倍首相辞任のニュースが。
相場が一気にリスクオフに動き出しました。
2020年8月24日から一週間のFX相場私的考察
いろいろなご意見があるでしょうが、難病をかかえながら総理大臣連続在任期間が歴代最長。
すごい人です。
ゆっくり療養してください。
ユーロドル4時間足チャート
![2020年8月29日ユーロ円4時間足チャート](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2020/08/2020-0829-eurusd-4h.png)
1.175から1.190のレンジを抜けて上昇。
1.190で止められて下降、再度1.190超えトライにいったところで取引終了でした。
このまま上昇して1.190を超える、あるいは止められてからの再トライ。
どちらであっても、1.190を超えたら様子見にします。
直近の1.190超えでも、すぐにレンジに戻ってしまった実績があります。
1.190以上で上昇のダウが形成されてから、買いトレードでの検討をしたいと思います。
下降していったら、レンジの底1.175までを目安に売り検討します。
キレイに戻り売りできればベストですが、勢い次第では短期足でのブレイクアウトも考えます。
さらに下降したら様子見です。
1.170まではレンジ内という想定です。
米ドル円4時間足チャート
![2020年8月29日米ドル円4時間足チャート](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2020/08/2020-0829-usdjpy-4h.png)
安倍首相辞任のニュースで一気に下降。
相場はリスクオフになりました。
このまま下降していくと、日足ではヘッドアンドショルダーになりそうです。
ネックラインになるのが105.00付近。
これまでも下降を跳ね返され、キリ番でもあるラインです。
トレードは、ここでどう動くか次第。
下降の勢いも弱くなってきているので、一度跳ね返される想定でいます。
跳ね返しが弱かったら、戻り売りで105.00ブレイクを狙ってみます。
跳ね返さず一気に105.00を下抜いたら、止まるのを待ってから売り検討。
よほど明確に上昇のダウが形成されない限り、しばらくは下目線でいます。
ユーロ円4時間足チャート
![2020年8月29日ユーロ円4時間足チャート](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2020/08/2020-0829-eurjpy-4h.png)
上昇のダウを形成して上がっていたユーロ円も、下向きの流れに変わりました。
止められたのは126.75近辺。
直近でも、ここで止められて下降しています。
陽線で取引終了しています。
そのまま上昇なら、126.12までは様子見。
126.12で止められたら様子見。
抜けていったら買いチャンス待ち。
下降していったら、125.11で反転したら買い。
抜けて落ちたら、短期足次第で売り。
とにかく動きそうなので、多少リスクがあっても入ってみます。
ポンドドル4時間足チャート
![2020年8月29日ポンドドル4時間足チャート](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2020/08/2020-0829-gbpusd-4h.png)
大きく上昇していきました。
最初の1.320ブレイクは、戻ってしまって損切り。
そのため2度目のブレイクでは、様子見してしまいました。
結果、1.335まで伸びたのに入れず。
トレードには勇気も必要です。
もう、ここまで来たら戻るのを待つだけ。
止まって横でもOK。
買いチャンス待ちです。
目安は1.350まで。
今後のトレード方針
来週も、リスクオフの円買いが続くと想定しています。
もうしばらくは、ドル売りも続くと想定。
ユーロドルはレンジ。
米ドル円、ユーロ円は売り。
ポンドドルは買い。
ただし今週同様に、急転換のファンダメンタルズ要因もありえます。
決めつけはナシで、損切りを必ず入れて。
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