年明け早々に一気にリスクオフの下降が強くなりました。
米ドル円は下向きの勢いが強いとは想定していましたが、ここまで一気の下降とは思いませんでした。一時的に105を割ってきましたが今は戻りながら108近辺にいます。
2019年1月のトレード成果と毎週のFX相場私的考察
2019年1月3日のチャート
米ドル円1時間足チャート
今は戻りながら21MAにタッチしたところです。これだけの強い下降ですので利確や損切りなど色んなものを巻き込んでの下降です。今後も下向きの強さが勝っているのでしょうが、どのタイミングでエントリーするかに迷います。
下降なり上昇なりが一気で強い時は、その反動の巻き戻しが大きい時もあります。時には全戻しもあります。今回の下降がどちらなのかはまだ分かりませんが、少なくとも現時点で3円ほど戻りを作っています。
とりあえず私は日足が確定するまで様子見してます。なにせほんの数時間前に二日酔いから復活してチャートをみたらビックリ状態だったもので。
こういった出遅れた時には焦らずに自分のルールに合致するのをジッと待つのが賢明です。エントリーの確たる根拠がないままでローソク足の勢いだけを見てエントリーすると痛い目に合います。
だだそれでも米ドル円はしばらく戻り売りでトレードしてみるつもりです。108で上値を抑えられているようですので、ここで下向きに流れが変わったらエントリーしてみます。
2019年1月1日から一週間のトレード成果
今年は年明け早々に強烈な動きのあった為替相場です。
最初の一週間はユーロドルをメインのトレードで何とかプラス収支で終われましたが、来週以降の相場環境はどうなっていくのでしょうか。
プラス 136PIPS
マイナス 50PIPS
トータル プラス 86PIPS
2019年1月5日のチャート
ユーロドル1時間足チャート
週末の米雇用統計の発表で急降下したのですが、パウエルFRB議長の発言で全戻しするという極端な動き方をして一週間を終わりました。
こういった急激な動き方をした後はちょっとエントリーに迷いが出てしまいます。
ユーロドルは1時間足で見ると、大きな下降のあとは上昇のダウを形成しているようにも見えます。
但し上昇の勢いはそれほど強くはなさそうです。
ヒゲも上下にそこそこ出ているローソク足が続いています。
上方向に動いてはいても決め手のある動き方ではないようです。
週の終わり方も、上昇途中のフラッグに見えなくもない形状です。
しかし週末を挟んで相場が休みに入ってしまっているので、流れが止まっても不思議はありません。
日足で見ると1.13から1.15のレンジのなかで動いている状況です。
1時間足で上昇しているとはいっても、今のレートはレンジの中心になるので何時下降し始めてもおかしくないチャート形状です。
では間の4時間足で方向性を見極めようかと思ったのですが、4時間足は上昇したら下降とほぼ同じ長さのローソク足が陽線陰線と順番に並んでいます。
ユーロドルは週の始まりは無理にトレードはしない方が良さそうです。
キッチリ方向感が出てからトレード戦略をたてて、基本は短期足でのスキャルでトレードしてみたいと思います。
昨年末から続いているユーロドルのレンジ相場ですが昨日まで強く上昇していたので、いよいよレンジを抜けてくるかと思いきや今日は1.15付近からキッチリ下降を始めていきました。
今後ユーロドルのトレード戦略はどうしていくべきか、私なりに考察してみました。
2019年1月8日のFX相場私的考察
ユーロドル日足チャート
日足チャートでは1,13から1.15の間のレンジの中を上に下にと動いています。
ダウを形成している訳でもないので方向感はありません。やはりレンジ相場と考えていいと思います。
ユーロドル4時間足チャート
4時間足チャートではキレイではありませんが安値は切り上げているかなぁ、そう見えなくもない形をしています。
高値は切り上げとは言えない状況なのでもう少し安値の切り上げがハッキリしてくるとトライアングルになりそうですが、現時点ではチャートパターンと呼べる形状ではありません。
ダウも形成されているとは言いにくいチャート形状なのでまだ方向感は出ていません。
ユーロドル1時間足チャート
1時間足チャートでは大きな下降から1,131付近で止まり上昇を始めましたが、その上昇は一応ダウを形成しています。
目安となる高値が1,1496ですのでこのまま上昇を続けて、ダウを形成していくと1,15を上抜いていくのでレンジブレイクとなるかもしれません。
ただ1,155近辺で水平線が引ける強い抵抗帯がありますので、そこを一気に抜けるか一度止められるかで上昇の度合いも分かると思います。
まとめ
肝心のトレード戦略ですが自分のルールに合わせて、1時間足チャートでのダウが崩れるまでは買い方向でのトレードをメインに考えていきます。
ただ記事を書いている今、高値の切り下げが起きそうなチャート形状になっています。ここからどう動いていくのかしっかりと見極めたいと思います。
ついに1,150を上方向に抜けていったユーロドルですが現在は1,155付近で一度上昇の勢いが弱くなっています。このまま上昇トレンドを形成していくのでしょうか。
2019年1月10日のユーロドル考察
ユーロドル日足チャート
ここまでのチャート形状から見ると流石にまた1.130までのレンジに戻るようには見えません。おそらくレンジブレイクで上方向へしばらくは動くのではないでしょうか。
日足チャートでは直近高値を上方向に抜けて大きく伸びています。次の目立った高値は1.162付近になります。ひとまずはここを目指して上昇していくと思われます。
その上昇についても日足ベースで一気の上昇になるのか押し目を作りながらになるのかを見極めなければなりません。
おそらく1時間足以下のチャートでは小さく押し目を作っていくでしょうが、日足レベルでは1.162付近に届いてから押し目を作るのではないかと想定しています。
ただその時の下降の仕方がどうなるのかで、今後のトレード戦略も変わってきます。
その前の高値1.182から売りでエントリーしている勢力も1,13付近から買いでエントリーしている勢力も、1.162まで上昇してくればそろそろ利益確定も考え始めるころです。
売りポジションの利確の買いが多くなれば、買いポジションの利確の売りも相殺されます。1.162近辺で一度上昇が止められて弱い戻りを見せてくるとフラッグや短い時間足でのペナントなどを形成してくるかもしれません。
そのチャート形状とそれまでの上昇の強さをみれば、買い方強しの判断で更に上昇の勢いが出てくると思います。
もう一つは、買いポジションの利確とまだ下降トレンドだと考える勢力の逆張りの新規売りエントリーが多くなると、強めの下降が見られるかもしれません。こうなるとまた1.15付近まで逆戻りになりそうな気がしています。
まとめ
昨夜から早朝までのFOMCメンバーの発言で弱くなっている米ドルですが、ユーロに強さのある要因は現時点ではないような気がします。おそらく中国との貿易摩擦や政府機関の閉鎖なども絡んでの米ドル安だと思われます。
今回の上昇がどこまで行くのかは分かりませんが、私は1,162付近でのチャート形状がはっきりするまでは、短期足での押し目買いでトレードしていきます。
これは私のルールのひとつなのですが、スワップポイントがマイナス方向へのエントリーは短期トレードのみと決めています。
以前スワップだけで大きなマイナスをくらった長期ポジションがありました。トレード全体をみればプラスで終われたのですが、なんか損した気分になったのを覚えています。
2019年1月7日から一週間のトレード成果
1,150を上に抜けていき上昇トレンドを作るかと思われたユーロドルですが、思っていたよりも早く1.150より下に戻ってきてしまいました。
今後のユーロドルへの対応と一週間のトレード成果を記していきます。
プラス 68PIPS
マイナス 57PIPS
トータル プラス 11PIPS
ユーロドル1時間足チャート
もう少し1.160に近づくか、1,160を少し上抜いてから押し目を作るのではないかと想定していたので、思ったよりも早い下降にちょっと対応しきれませんでした。
押し目買いでトレード戦略を立てていたので前半は損切りが続いてしまいましたが、週後半に戻り売りでのトレードに変更して何とか取り戻すことができました。
自分で立てたトレード戦略にこだわりすぎると損失が大きくなります。チャートをみてその時のチャートの形に逆らわないトレードを心がけるようにしています。
きっとこう動くという予想ではギャンブルと同じです。確率の高い方向への投資をしていく事が大切です。
1時間足チャートでは下方向のダウが形成されている状態で一週間を終わりました。終値も1,1460付近ですので以前の1,130から1,150のレンジのなかに戻っています。
4時間足をみても日足をみても下方向への強さが見受けられます。でも日足は直近高値の切り上げが確定しています。でも4時間足は高値の切り下げが確定しました。
ちょっと売りも買いもやりにくいチャート形状です。ただ週足以上の長期ではまだ下方向でしょうか。
まとめ
来週前半は戻り売りがメインのトレードになると思います。ただそれまで上にも下にも中々抜けることができなかったレンジを一度はブレイクしていますので上方向への注意も忘れないようにしていきます。
補足ですが以前に1,130を下に抜けた時も1,120付近からヒゲで戻って元のレンジになりました。今回の上に抜けた場面と上下が逆なだけでよく似ています。
2019年1月14日から一週間のFXトレード成果
FXトレード時の資金管理の大切さは、FX初心者のころはなかなか理解できないかも知れません。
実戦のトレードで体感してみると、エントリー手法よりも大切なことが痛感させられます。
プラス 47PIPS
マイナス 41PIPS
トータル プラス 6PIPS
これだけ見るとなんて事はない微々たる勝利なのですが、このトレードの勝敗は2勝4敗になります。
私はリスクリワードが利益2:損失1の状況時にエントリーするように心掛けています。
今週のトレードの結果が、見事にそれに当てはまっていました。
勝ちトレードの時は約23PIPS、負けトレードの時は約10PIPSとなっています。
1勝2敗ペースでトントンという計算です。
資金管理については別の記事で書いていますので、ご興味のある方はご覧いただければと思います。
損小利大を常に意識して、損失許容額を守ったエントリーポイントを探すことはとても大切な事です。
私もFXを始めたばかりの頃にきちんと勉強していれば・・・とつくづく思いました。
ユーロドル4時間足チャート
上方向にブレイクしたように見えたユーロドルでしたが、結局また1.13台まで戻ってきてしまいました。
以前からの1.150から1.130のレンジのなかで、行ったり来たりの相場環境に戻ってしまったのでしょうか。
1.157付近まで上昇していたのですがその後、下降のダウを形成しながら1.136付近まで落ちていきました。
一応安値は切り上げている状態はキープしていますので、まだここらで下げ止まってからの上方向への可能性もあります。
上昇したとしても、どこまで上を試していけるのかが問題です。
1.130で止まってから1.150まで上昇して、そこから下降のレンジ相場の再開なのか。
それとも1.157を超えて上昇トレンドを作っていくのか。
ここまでは下方向に動いてきましたが、1.135で止まり上昇していけば再度1.157付近までの上昇もあると思います。
1.135を下抜いて1.130付近まで落ちていったら今度は、下方向へのレンジブレイクをするかもしれません。
まとめ
現時点では正直様子見です。
ファンダメンタルズ要因で強力なものが出てくれば、方向感がハッキリしてくるでしょう。
現状はユーロに強くなる決め手がなく、米ドルは経済が良好でも政治的に不安要素が多い。
まさにレンジなのではないでしょうか。
イギリスの問題が片付いて、ユーロの利上げが見えてくれば上方向に動き出すと思います。
それまでユーロドルは短期トレード中心で、その日の方向感に合わせたトレードで行きたいと思います。
2019年1月23日FX相場私的考察
年始の大下落後は上昇してきた米ドル円が109.50を超えてきました。
今は上方向への勢いは弱そうですが、もう少し上にいきそうな気配が出てきたチャートになっています。
米ドル円とユーロ円もチャートのチェックはしていたのですが、今月は思うところがあってユーロドルだけでトレードしています。
ただ米ドル円が上に動きそうなので、後で振り返って検証する為にも個人的な考察を残しておこうと思いました。
米ドル円日足チャート
年始の104.60付近までの急降下から上昇して、108.70付近で一度上値の上昇を抑えられていましたが、そこも抜けて109.50も上に抜けてきました。
一度109.50を下まわっていますが、今はまた上に抜けています。
このまま揉み合いを続けるのか、一気にいくのかは分かりません。
ですが109.80を超えてくるようだと、上方向への流れに変わるかもしれません。
記事を書いている最中に109.80に届きました。
この後は上方向へのトレードが有利だと思われます。
米ドル円1時間足チャート
1時間足チャートでの直近高値が109.90付近になります。
上昇のダウを形成しながら最高値を作った後、上昇のダウを崩すような下降を見せたのですが、その後強く上昇して最高値を目指して現在も上昇中です。
最高値109.90を簡単に上に抜けていくかもしれません。
ですがすぐ上に110.00という強いキリ番があります。
一度は調整が入るように思われます。
調整後は110.50付近までの上昇が期待できそうな雰囲気です。
109.90を超えずに大きな下降を見せてしまうと、ダブルトップや下降のダウの成立の可能性も出てきます。
今の1時間足チャートの形だと、調整は横方向に動いて上昇再開と想定しています。
まとめ
米ドル円は買い方向でのトレードが有利と思います。
110.50付近までは上方向でいいと思います。
ただ今日は日銀の政策金利発表や総裁会見もあります。
相場に絶対はありません。
どちらに動いてもいいように、考え方は固執しないようにするのも大切だと思います。
自分に言い聞かせています。
2019年1月21日から一週間のFXトレード成果
週の始まりはいまいち方向感がつかめなかったユーロドルですが、週の後半に上下に激しく動きました。
ECBの政策金利発表と総裁会見というイベントがあったからなのですが、その前後の経済指標発表でも大きな反応を見せていました。
米国の国内情勢に関してもそこそこの動きがありました。
プラス 231PIPS
マイナス 33PIPS
トータル プラス 198PIPS
週後半の2日間で1.139から1.132まで下がった後、1.138まで上がり1.129まで下がる。
そして1.141まで上げて週の取引を終了しました。
方向感がつかめるまでは様子見と決めていたユーロドル。
ですが、これだけ上下に動き出すとは思いませんでした。
ただトレードはこの動きにうまく乗る事ができ、200PIPSほど勝つ事ができました。
ユーロドルは上向き方向が強くなると想定していたのですが、自分の想定した動きに固執せずに確定したチャートの形でトレード戦略を変えていったことが勝因です。
週前半はエントリーチャンスが少なくて我慢しましたが、久々にいいトレードができた一週間でした。
終わり良ければ総て良し。
ユーロドル1時間足チャート
強い上昇で一週間を終えたユーロドルですが、来週以降の動きはどうなるでしょうか。
直近高値は超えてきていますし、上方向の勢い強しでいいと思われます。
できれば少し下降して、安値の切り上げを確定してくれるとトレードし易くなります。
ただこれまでレンジ相場を続けてきていますので、1.14を上値のレンジ相場に入ってもおかしくはありません。
日足や週足では長めのヒゲが多いチャートになっています。
まだトレンドが決まるまでの決め手にかけているようです。
まとめ
来週は経済指標や要人発言、政治、経済情勢などの重要なイベントが目白押しです。
ちょっとした事で大きく動き出す要素が多分にあります。
基本は押し目を作ってからの買い戦略でいきたいと思っています。
ただし全て短期トレード主体にするつもりです。
利益だったポジションが寝ている間に大きく動いて損切り、なんて事がないように夜間の持越しもなるべく無くしていくつもりです。
あとは体調管理です。
今週はきつかった・・・
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