2022年の振り返りと2023年のFX相場私的考察

あけましておめでとうございます。

早くも為替相場は動き出しました。

2022年の相場環境の振り返りと、2023年の相場がどうなるかを考察してみました。

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2022年の振り返りと2023年のFX相場私的考察

2022年はとにかく動いた印象です。
各国で金融緩和が終わり引き締めに入りました。
金利の上昇もあり米ドルの強さが際立ってました。

そんな中で日本だけが金融緩和を継続。
そのため米ドル円は強く上昇し、ユーロ円も上昇の流れでした。

しかし2022年末に日銀にも動きがありました。
これが緩和終了を思わせ、現時点では円高方向の動きが強いです。

ユーロ圏はウクライナ情勢もあり、強くなる要素がありませんでした。
イギリスは政権不安もあり不安定。
そのためユーロドルもポンドドルも下降が強かったです。

ユーロドルはパリティ割れもしています。

しかし現在は米ドルが弱くなった影響でどちらも上昇しています。

ユーロドルの考察

月足チャート

2022年のユーロドル月足チャート

最高値は1.1494
最安値は0.9535

年間の変動幅は約1950PIPS

週足チャート

2022年のユーロドル週足チャート

強い下降で1.000のパリティ割れ。
その後ダイバージェンスから上昇。
陽線だらけの強い上昇ですが、現状はまだ高値と安値は切り下げ中です。

大きく見ればヒドゥンダイバージェンスで下降示唆。
ここから下がれば下降トレンド継続もあります。
しかし安値が切り上がれば上昇トレンドスタートも見えてきます。

もう一度のパリティ割れはなく、一度下げてから上げるレンジ相場を想定しています。

米ドル円の考察

月足チャート

2022年の米ドル円月足チャート

最高値は151.93
最安値は113.46

年間の変動幅は約3850PIPS

週足チャート

2022年の米ドル円週足チャート

上昇のダウを形成しながら強い上昇。
現在は下降中で130.38を割り込むと安値切り下げとなります。
割り込めばヒドゥンダイバージェンスも解消。
下降が強くなる可能性があります。

現状ではまだ金利差があり、下げたら買いたい勢力も多いです。
しかし日銀の総裁が変わると環境が一変する可能性があります。

まずは再上昇すると想定しています。
その後は日銀の政策変更か次期総裁次第で大きく落ちるかも。

ユーロ円の考察

月足チャート

2022年のユーロ円月足チャート

最高値は148.38
最安値は124.38

年間の変動幅は約2400PIPS

週足チャート

2022年のユーロ円週足チャート

上昇のダウを形成しながら上げてます。
一波が大きく上下する形で高値と安値を確定しています。

ちょっとユーロ円は想定しにくい形です。

まずは下げるかなぁくらいの想定でいます。
再上昇しても下降に戻る。

下向きの流れが強い環境が続きそうな想定です。

ポンドドルの考察

月足チャート

2022年のポンドドル月足チャート

最高値は1.3747
最安値は1.0324

年間の変動幅は約3420PIPS

週足チャート

2022年のポンドドル週足チャート

大きく下げてから半分以上戻してます。
終値はちょうど半分くらいの位置です。

現状は高値と安値の切り下げ中。
ヒドゥンダイバージェンスもあるので、まずは下げると想定中です。

その後は再上昇で安値切り上げを確定する想定。
以降は上げて下げてのレンジ相場になると想定しています。

まとめ

昨年はトレンドの大きな流れがありました。
一年を通してみれば米ドル高だったと思います。

米国とユーロ圏にはインフレと景気後退の気配があります。
日本は日銀の政策が変わりそうな気配です。

連続でトレンドの流れになるか、次のトレンドに向けてレンジになるか。

今年はレンジ相場と想定しています。

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