あけましておめでとうございます。
早くも為替相場は動き出しました。
2022年の相場環境の振り返りと、2023年の相場がどうなるかを考察してみました。
2022年の振り返りと2023年のFX相場私的考察
2022年はとにかく動いた印象です。
各国で金融緩和が終わり引き締めに入りました。
金利の上昇もあり米ドルの強さが際立ってました。
そんな中で日本だけが金融緩和を継続。
そのため米ドル円は強く上昇し、ユーロ円も上昇の流れでした。
しかし2022年末に日銀にも動きがありました。
これが緩和終了を思わせ、現時点では円高方向の動きが強いです。
ユーロ圏はウクライナ情勢もあり、強くなる要素がありませんでした。
イギリスは政権不安もあり不安定。
そのためユーロドルもポンドドルも下降が強かったです。
ユーロドルはパリティ割れもしています。
しかし現在は米ドルが弱くなった影響でどちらも上昇しています。
ユーロドルの考察
米ドル円の考察
週足チャート
![2022年の米ドル円週足チャート](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2023/01/USDJPYWeekly-2022.png)
上昇のダウを形成しながら強い上昇。
現在は下降中で130.38を割り込むと安値切り下げとなります。
割り込めばヒドゥンダイバージェンスも解消。
下降が強くなる可能性があります。
現状ではまだ金利差があり、下げたら買いたい勢力も多いです。
しかし日銀の総裁が変わると環境が一変する可能性があります。
まずは再上昇すると想定しています。
その後は日銀の政策変更か次期総裁次第で大きく落ちるかも。
ユーロ円の考察
週足チャート
![2022年のユーロ円週足チャート](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2023/01/EURJPYWeekly-2022.png)
上昇のダウを形成しながら上げてます。
一波が大きく上下する形で高値と安値を確定しています。
ちょっとユーロ円は想定しにくい形です。
まずは下げるかなぁくらいの想定でいます。
再上昇しても下降に戻る。
下向きの流れが強い環境が続きそうな想定です。
ポンドドルの考察
週足チャート
![2022年のポンドドル週足チャート](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2023/01/GBPUSDWeekly-2022.png)
大きく下げてから半分以上戻してます。
終値はちょうど半分くらいの位置です。
現状は高値と安値の切り下げ中。
ヒドゥンダイバージェンスもあるので、まずは下げると想定中です。
その後は再上昇で安値切り上げを確定する想定。
以降は上げて下げてのレンジ相場になると想定しています。
まとめ
昨年はトレンドの大きな流れがありました。
一年を通してみれば米ドル高だったと思います。
米国とユーロ圏にはインフレと景気後退の気配があります。
日本は日銀の政策が変わりそうな気配です。
連続でトレンドの流れになるか、次のトレンドに向けてレンジになるか。
今年はレンジ相場と想定しています。
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