注目された週末のジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演。
大方の内容は、テーパリングは年内開始もあるが利上げ開始は別との認識でした。
そのため金利引き上げ時期が後退するとの思惑からか、米ドル売りが進む展開となりました。
2021年8月23日からの動きと今後のFX相場私的考察
ユーロドル、ユーロ円、ポンドドルは上昇しそうな雰囲気です。
米ドル円は、何とも言えないチャート形状になりました。
4時間足チャート考察
ユーロドル
![2021年8月29日ユーロドル4時間足チャート](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2021/08/2021-0829-eurusd-4h.png)
1.1800付近まで上昇しています。
ここを超えてくれば、日足で上目線となり高値切り上げです。
勢いは上ですが、1.1800を超えるか跳ね返されるかを見てからトレードの検討をします。
超えてきたら押し目買いのチャンス待ち。
反転下降なら、下降のダウができてから売りを狙います。
反転下降の場合は1.1700付近から上昇に転じれば、日足での逆ヘッドアンドショルダーも見えてきます。
その時にはネックラインとなる1.1800での買い検討になります。
米ドル円
![2021年8月29日米ドル円4時間足チャート](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2021/08/2021-0829-usdjpy-4h.png)
110.22から109.47くらいのレンジになってます。
週末にドル売りが強くなり、長い上ヒゲ陰線で終了しています。
このレンジを抜けるまでは、短期足での反転狙いでいきます。
レンジを抜けたら、それぞれの方向へのトレード検討。
はっきりと方向が決まるまでは短期足中心にします。
ユーロ円
![2021年8月29日ユーロ円4時間足チャート](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2021/08/2021-0829-eurjpy-4h.png)
週足で見ると大きな上昇の一波に対して、深い押しを作っている状況です。
週足の上昇のダウ継続なら、ここから上方向に強く動いてもおかしくありません。
4時間足でも、上昇のダウを形成しながら129.80付近まできました。
ここを超えれば、日足での直近高値更新にも見えます。
ただ130.00が目の前にあり、日足ではハッキリした波に見えません。
なので買い検討は130.00を超えてからにします。
129.80で反転下降すれば、ダブルトップの可能性が出てきます。
落ちていくようなら、ネックラインとなる129.15付近での売りで検討します。
ポンドドル
![2021年8月29日ポンドドル4時間足チャート](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2021/08/2021-0829-gbpusd-4h.png)
1.3685で反転上昇して、直近高値を更新してきました。
これで日足での安値切り上げも確定しています。
陰線で終了していますので、このまま落ちるようなら1.3685での反転買い狙い。
上昇なら1.3790を超えてから、押し目買いで検討します。
ユーロドルとポンドドルとユーロ円は買い。
米ドル円はレンジ抜け待ち。
新型コロナはデルタ株だけでなく、ラムダ株という新たな脅威も出てきました。
さらに感染拡大するようなら、一気にリスクオフ相場になる可能性もあります。
ドル売りの勢いが本物かどうか。
まずは様子見からでも良さそうです。
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