今週は週末に米雇用統計がありました。
ですがその前にイギリスのブレグジット関係でポンドが、トランプ米大統領の新型コロナウイルス感染で米ドルが大きく動きました。
この二つの大きなファンダメンタルズ要因は、来週以降の為替相場にどんな影響を与えるのでしょうか。
2020年9月28日から一週間のFX相場私的考察
金曜日に飛び出した、トランプ大統領の新型コロナウイルス感染のニュース。
米大統領選まで一ヵ月を切っています。
来週はトランプ大統領の容態次第で、相場環境がコロコロ変わりそうです。
ユーロドル4時間足チャート
少し押し目作るような緩やかな下降をしていたので、来週以降は再び上昇していくと思っていました。
ですがこの先は、いつ急変動があってもおかしくなさそうです。
現状はもう少し押し目を作るとみて、下目線でいます。
ラインの節目節目で、戻り売りのチャンスを待ちたいと思います。
戻り売りを考えていますが、1.1680までに反転上昇すると想定中です。
反転せずに1.1680を下抜いていったら、完全に下目線に切り替えます。
上に向かったら、直近高値のヒゲ先を超えるまでは待ち。
ヒゲ先1.1770付近で一度止められ、下降あるいは横ばいから上昇の気配があれば上目線でトレードします。
1.1770から1.1680の間にレートがある時は、レンジ相場も想定して細かなトレードでいきます。
米ドル円4時間足チャート
ファンダメンタルズを考えると、現状は下目線です。
上方向に動いている時は様子見します。
直近安値を作った陰線、さらに長い下ヒゲが気にはなります。
ですが基本的には106.00を超えるまでは、止まったところからの売りで考えています。
下に動いたとしても、105.00付近では反転上昇も考えられます。
105.50を下抜いたら、狭い損切り幅で105.00まで狙えそうならエントリーします。
105.00を下抜いたら、103.00割れに向かう事も考えていきます。
ユーロ円4時間足チャート
チャート形状で見るとダブルトップ確定後、反転してネックラインまで戻っている状況。
ここから下降の気配が見えたら、頂上の少し上を損切りに売りエントリーしてみます。
目標レートは123.00から122.50くらいまで。
このレート間は過去にレンジ相場だったので、ここまで落ちたら状況を見て利確します。
ダブルトップの頂上を超えるまでは下目線。
取引開始早々に上昇したら、戻り売りのチャンス待ちにします。
ポンドドル4時間足チャート
ブレグジットに関するEUとの貿易交渉も大詰め。
100PIPSくらいなら、一瞬で動いてしまう相場環境です。
すんなり交渉がまとまれば上、歩み寄りナシなら下と勝手に予想してます。
チャート形状では、上に吹き上がりそうに見えます。
急降下から全戻しの上昇、また下降してから全戻し上昇ときています。
次の大きな動きの天井か底から逆張り。
ギャンブルトレードですが、ちょっと検討中です。
今後のトレード方針
ユーロドル、米ドル円、ユーロ円は下方向。
リスクオフの円買いが第一シナリオ。
米ドルとポンドは、ファンダメンタルズ次第で急変動も考慮。
ポジションキープか細かな利確か、いつも以上に判断が大切な一週間になりそうです。
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