週末にアメリカがイランを空爆するというニュースが飛び込んできました。
一気にリスクオフに向かいそうな雰囲気になってきました。
取引終了のわずか数時間前にでたニュースでしたので、本格的に相場に影響を与えるのは来週以降だと思われます。
2019年12月30日から一週間のFX相場私的考察
ユーロドル日足チャート
年末はドル売り方向に動いていたのですが、年が明けてからドル買い方向に動いています。
1.1239の高値をつけてから下降して、それまで強く機能していた1.1180もすんなり下に抜けていきました。
1.1124の安値をつけてからヒゲで戻っての取引終了です。
この下ヒゲをどうみるかがポイントになりそうです。
これまでのチャートの流れから見れば、上昇のダウ継続中のため上昇の勢いアリと見る事ができます。
すぐ上にある1.1180がラインとして機能するかどうか。
或いは週明け早々に、有事のドル買いが起きて下方向に動くのか。
大きなファンダメンタルズ要因がでてきましたので、来週初めは相場の流れをしっかりと見極めてからトレードに入る予定です。
テクニカル的には上昇のダウが継続中のため買い。
ファンダメンタルズ的にはリスクオフの売り。
個人的見解としては上昇のダウが継続中のため、上方向重視でみています。
米ドル円日足チャート
円買い強しで動いた一週間でした。
ファンダメンタルズ的にも、リスクオフの円買いが強くなってもおかしくはありません。
しかしサポートラインになった108.00は強力です。
キリ番でもあるので、軽く見ることはできません。
今回もきっちり戻されて週末の取引終了になりました。
ここで反転上昇してこれまでのレンジ相場を続けるのか、或いはサポートラインを下抜いていき安値更新を目指すのか。
取引終了の終値がほぼ108.00ですので、週明けのチャートの動き方を要監視していきたいと思います。
この108.00近辺でチャートパターンでもでてくれるとトレードし易いのですが、強いファンダメンタルズ要因がでてきているのが気になるところです。
個人的見解としては、一度108.50あたりまで戻ってから安値トライとみています。
今後のトレード方針
アメリカがイランを空爆するという、影響力のあるファンダメンタルズ要因がでてきました。
イランもアメリカに報復するというメッセージをだしているようです。
だんだん円買いが強くなってきているところでしたので、リスクオフの円買いとみるのが無難なような気がします。
来週から本格的に相場も動き出します。
週末には重要指標でもある米雇用統計の発表もあります。
今年も良いトレードができるように、いいスタートを切りたいところです。
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