FOMC後は今後の利上げに対して消極的と捉えられて、米ドル売りが強くなりました。
週末の米雇用統計の強い結果をうけて、下降分をほぼ戻し切った形で週を終えました。
2019年2月のFX相場私的考察とトレード成果のまとめ
2019年2月2日チャート
米ドル円1時間足チャート
週足では陰線ではありながら、長い下ヒゲで終了しています。
日足も実体の長い陽線で終了です。
109.90付近で何回か上値を抑えられていますので、この後の動き方に要注意ではあります。
年明けの急降下のスタートが109.50あたりです。
そこをローソク足の実体で一度は上抜いてきているため、取りあえずは買い方向へのトレード優先でいいのではないでしょうか。
1時間足でもフラッグのような形で週の取引が終了しています。
土、日曜日を挟んではいますが、フラッグブレイクで上方向という考え方でいきたいと思います。
ただし109.90までが目安の短期トレード中心です。
現状の4時間足では高値も切り上げていませんし、安値も切り上げてはいません。
直近ではむしろ切り下げています。
1時間足では直近の安値をどこと判断するか微妙なところです。
1時間足のフラッグブレイク狙いはありですが、フラッグを作った高値の109.60を超えてくるまでは上方向の勢い強しとは言い切れません。
損切りは狭く利確も細かくがお薦めになります。
うまくフラッグブレイクの形になれば、その後のレートの動き方次第で対応を変えていくつもりです。
一気に伸びればそのまま放置、伸び方が鈍ければ即利確で様子見。
もっとも週のスタートで大きく窓が開くような、らフラッグそのものが考え直しになります。
まとめ
正直様子見したいところなのですが、今週は所用や仕事関係の都合でノートレードで終了でした。
いけない事とは思いながらも、無理にでもトレードチャンスを探してしまっています。
ポジポジ病の再発でしょうか・・・
2019年2月5日の考察
先週末に考察した通りに、米ドル円はフラッグブレイクから上昇していきました。
ただ思ったよりも上昇の勢いが強かったです。
正直109.90近辺で止まって下降すると想定していたので、早めの利確になってしまいました。
110.15近辺まで上昇するとは思いませんでした。
米ドル円1時間足チャート
110.15近辺を天井にして下降を始めて1時間足では高値が微妙ですが、一応下降のダウを形成して109.95近辺にいます。
下降のダウを形成してはいますが、落ち方にそれほど勢いはありません。
4時間足でみるとフラッグを形成しそうな形をしています。
もう少しこの状況が続けば、4時間足のフラッグブレイクから上方向も考えておきたいです。
ただ110.00がなかなかに堅い上値になっているようです。
一度は超えていったのですが、ローソク足2本分で戻されてしまいました。
一度超えた後に2度ほど110.00越えのトライをしているのですが、超えることはできずに戻されています。
日足では上昇のダウが出来つつあるので、110.50までの上昇を考えてはいます。
それでも現時点では、イマイチ決め手に欠けるチャート形状です。
日足では急降下のあとの上昇のダウ。
4時間足では上昇からフラッグを作るかどうか。
1時間足では上昇が終わり下降のダウを形成中。
売りで狙いに行っても10PIPSくらいがせいぜいのような気もします。
しっかりと1時間~日足までの時間足の方向性が固まってからの方が、トレードは無難なような気がします。
まとめ
現時点(20:30)では1時間足チャートで見ると、目立った高値は110.16、安値は109.78になります。
チャネルラインも引けそうですが、まずはこのどちらかをブレイクするのを待ちたいと思います。
ブレイク後に押し目か戻りを待ってからトレードをしていこうと思います。
このあとトランプ大統領の演説があり、数日後にはパウエルFRB議長の発言もあります。
方向感が決まるきっかけになるかもしれませんので要注目です。
2019年2月7日の考察
ユーロドルがたいした戻りも作らずにジワジワと下降を続けています。
米ドル円は横に動いて方向感がでていません。
ユーロ円は下方向に動き出した印象です。
この後のトレード戦略を考察してみました。
ユーロドル4時間足チャート
1時間足では戻りと判断できそうなところが1回、あとはフラッグを形成してからの下降が何度かありましたので、チャートを見ていればエントリーチャンスはあったと思います。
あまりチャートが見られなかったとしても短期足(15分足以下)では戻りを作っていますので、売りエントリーのスキャルピングができたかもしれません。
ちなみに私は1.140ブレイクで売りエントリー。
現在もポジションキープ中です。
この後の展開ですがそのまま下降を続けるにしても、1.130近辺で4時間足レベルでの戻りが欲しいところです。
ここまで下降してくると流石に、いまから飛び乗りはちょっと遠慮したいところです。
戻りを待ってからの売りエントリーが基本線かなと思います。
直近最安値ブレイクの売りエントリーはやらないと思います。
気になるのはこれまで1.130で反発して、1.150近辺までもどるレンジ相場を形成している点です。
レンジが続いているのならば、そろそろ買いも検討しなければいけない状況です。
まとめ
1.130近辺でどう動くのか、ここをきちんと見定めてからトレード戦略を立てようと思います。
個人的な見解では、まだレンジ相場なんじゃないかと考えています。
そろそろレンジブレイクしてもいいくらいのエネルギーはありそうな気がしますが、ブレイクした結果をみてから戻りを待ってのエントリーでも遅くはないと思います。
あまり急ぐといい事ありません。
じっくり待つ事。
2019年2月10日の考察
ユーロドルは1時間足では戻りを作ってくれたのですが、4時間足では目立った戻りを作らずに下降しています。
日足では5日連続の陰線です。
もう少しで1.130というところで週を終わりました。
ユーロドル日足チャート
1.130から上昇していくレンジ相場が続くのでしょうか。
もし1.130をブレイクして下降していくのであれば、4時間足でも戻りを作ってくれるとトレードしやすいと思います。
このまま何事もなくすんなり下降し続けると、エントリーのタイミングが難しい気がします。
エントリーしたら戻りを作り始めるなんて事もよくあります。
希望としては1.130付近からフラッグやペナントの揉み合いが起きてからのブレイク下降・・・
なんですが、そう上手くはいかないでしょう。
ユーロドルは1時間足以上で大きめの戻りを作るまでは様子見にしておきます。
エントリーできなければ仕方なしです。
米ドル円日足チャート
なかなか110.00から上にいけない米ドル円です。
ここまで抑えられていると、いざブレイクしたら一気に伸びていきそうな雰囲気があります。
一度は押し目を作ると思いますが、その後は112.00近辺まで上昇するかもしれません。
これだけ上値を抑えられると、ブレイクの期待値が上がってきます。
チャートを見ていられる状況であれば、110.10を超えてきたら短期足のタイミングをみてエントリーしてみるつもりです。
ただ現状では下向きの勢力の方が少し上のようです。
日足での直近最安値を作った下降のスタートが111.40近辺ですので、これを上回るまでは下向きに流れていっても不思議ではないと思います。
2019年2月4日から一週間のトレード成果
プラス 83PIPS
マイナス 0PIPS
トータル プラス 83PIPS
トレードは5回しかできませんでしたが、ユーロドルの下降で大きくとれたのがいい結果に繋がりました。
無駄なエントリーもなかったのでマイナスが0でした。
これが一番うれしいですね。
2019年2月12日の考察
ユーロドルも米ドル円も、おおよそ週末に考察した通りに動いてくれました。
ただどちらとも、反転した後の動きが思ったよりも強いです。
ユーロドル1時間足チャート
ユーロドルは1.1285付近からフラッグブレイクでの下降をしてくれたのですが、その後の戻りが想定よりも強く下降分を全て戻してしまいました。
直近安値を切り下げてきたので売り方向優先のトレードでいきたい所だったのですが、この戻り方を見ると簡単にエントリーできないでいます。
ただ長期足では、もう少しの間は売りメインでよさそうなチャート形状です。
1.130を上回るまでは、短期足で下降のダウを作ったら戻り売りでエントリーしてみます。
米ドル円1時間足チャート
米ドル円も110.65付近まで上昇してくれたのですが、1時間足で高値の切り下げ、安値の切り下げが起きています。
もう少し上昇の勢いが強かったら迷わないのですが、110.50で支えられてからの押し目買いと考えていました。
安値が110.50を下回っているのが、素直に押し目買いでエントリーできない要因です。
こちらは1時間足で下降のダウが作られています。
次の上昇が直近高値を超えるのか、それとも高値更新せずに直近安値を更新していくのかを見極めてからトレードしてみます。
まとめ
どちらの通貨ペアとも米ドル買い方向へのエントリーを考えたいのですが、やはりどちらの通貨ペアもそろそろ反転してもいい頃合いなのが気になります。
頃合いで判断してはいけないのですが、ユーロドルの短期での戻り売りで様子を見たいと思います。
2019年2月16日の考察
なかなかいい感じで上昇してくれた米ドル円ですが、111.10付近から下降し始めました。
上昇の勢い的には調整の下降にみえます。
米ドル円4時間足チャート
日足では上昇のダウを形成しています。
112.00くらいまで伸びてから調整が始まると思っていたのですが、111.50も超えていないので下方向への力もまだ残っているようです。
4時間足ではきれいではありませんが、一応上昇のダウは維持されています。
ただ最後の下降が少し直近安値を下回っています。
大きな上昇の1波とみればまだ安値の切り下げにはなっていないのですが、1時間足では切り下げになっています。
現状では110.00を下回らない限りは、買いでのトレード優先で考えていきます。
先週末に下降して終了していますので、月曜日にどちらに動いていくかの確認が必要です。
基本は押し目買いでいきたいと思います。
2019年2月11日から一週間のトレード成果
プラス 39PIPS
マイナス 78PIPS
トータル マイナス 39PIPS
IFO注文で幾つか入れておいたものが木曜日にエントリーされて、金曜日にすべて損切りされてしまいました。
気付いたのは二日酔いから復活したつい先ほどです。
飲みすぎには注意しましょう。
2019年2月20日の考察
米ドル円は少しずつですが上昇しています。
上昇のトレンドラインも効いているように見えます。
このまま111.00を上抜けていくのでしょうか、
それとも叩かれて下降するのでしょうか。
米ドル円4時間足チャート
日足を見てみると、下降のフラッグのような形に見えてきます。
それでもまだ上昇のダウは維持されていますので、上方向に動いていくと思います。
4時間足では上昇はしていますが、勢いは落ちてきているようです。
陰線の長さが陽線と同じくらいになってきました。
111.00が近づくにつれて、上昇も少しづつになってきています。
1時間足では陽線と陰線の本数がほぼ同じになってきています。
長い陽線で上昇してはいますが、陰線もだんだん長くなってきています。
111.00近辺でどう動いていくのか、見極めが必要な展開に感じます。
週足では114.50から107.50(あるいは104.50)のレンジ相場としてみると、現在のレートはおおよそ中心の位置にあります。
長期足でみると、上でも下でもどちらに向かってもおかしくない状況です。
111.00で上値を抑えられれば戻り売りのタイミングを待ち、ある程度上に抜けていったら押し目買いのタイミングを待つ。
これが一番無難な戦略かと思われます。
個人的にはもう少し上方向に伸びてくれることを願ってはいるのですが、相場は一個人の願いなど聞いてはくれません。
直近で一度上値を抑えられている111.00は少し手強いような感じです。
どうしても米ドル円でトレードしたいという方は、5分足では20PIPSくらいの範囲で上下に波を作りながら動きがありますのでスキャルピングもありでしょう。
私は自信がないのでやらないと思います。
2019年2月23日の考察
米ドル円もユーロドルも、あまり動きのなかった一週間だったように思います。
私はこの二つの通貨ペアでトレードするのが基本になっています。
理由は突発的な動きが比較的に少ないからです。
今はポンド絡みのほうが動きがあるのでしょうが、ポンドは昔痛い目に合ってからトレードを控えています。
動きの大きい通貨ペアは、初心者のうちは手を出さない方が無難だと思います。
米ドル円4時間足チャート
とはいえ米ドル円は約50PIPSの間を動いていただけで、何ともつまらない一週間でした。
トレードチャンスは短期足で数回といったところで、私のルールではほとんどノーチャンスでした。
チャートをみても先週末からさほど動きもなく、このまま111.00を上抜けするか110.00を下抜けするまでは我慢の様子見でいきます。
ユーロドル4時間足チャート
ユーロドルは約100PIPSほど動いていますが、方向感はまだ決まってはいません。
下に行っては支えられ、上に行っては叩かれての繰り返しで横方向に動いています。
ただチャート形状をみると若干ではありますが、上方向に向かいそうな雰囲気があります。
それでも日足では上ヒゲがある日が続いていますので、きちんと動きが出てくるまでは決めつけないでチャンスを待ちたいと思います。
2019年2月18日から一週間のトレード成果
プラス 38PIPS
マイナス 0PIPS
トータル プラス 38PIPS
まとめ
動きのない時に無理に自分のルールを変えたりするといい事はありません。
なかなかトレードできないからと普段はやらない通貨ペアに手を出したりすると、たまたま上手くいけばラッキーですが大抵は失敗してしまいます。
とくにFXに慣れてくると、トレードしたくて何時もと違う事をしてしまいがちです。
こういう時こそルールに従うことが大切です。
チャンスがくるまでジッと待つ。とても大切です。
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