外為どっとコムは「取引画面の設定が細かくできる」のが、良いところでもあり悪いところでもあると個人的には思っています。
画面のツールバーやチャート上部・画面下部などにクリックできる箇所があり、ちょっとゴチャゴチャした印象を持ってしまいました。
ただスマホのツールでは、とても見やすく利用しやすい機能があります。
以下私の個人的な感想を書かせて頂きます。
外為どっとコムのデモ取引を使ってみた私の感想(2020年4月現在)
外為どっとコムの特徴
- スプレッドは基本的に米ドル円で0.2銭。
取引は1000通貨から可能 - 証拠金は信託保全。
- 自己資本比率が2021年12月末時点で1433.8%(2022年2月追記)
- デモ取引あり。
- 為替相場情報はロイター情報も扱っており充実している。
- キャンペーンもいろいろ。
口座開設キャッシュバックキャンペーンや取引高に応じたキャシュバックキャンペーン。
更には期間限定で深田恭子さん写真集発売記念キャンペーンなんてのもあります。(2020年3月末現在では終了しています) - バーチャルFXコンテストを開催している。
一定期間のFXトレードでの成績上位者には、商品や賞金が与えられる。
(2020年4月確認時点では、優勝30万円でした)
FX口座を開設していなくても、バーチャルFXだけで参加できます。 - サポートセンター受付は24時間(土日を除く)
【夏時間】月曜日午前7時から土曜日午前6時まで
【冬時間】月曜日午前7時から土曜日午前7時まで
取引システム
- インストール型リッチアプリ版 外貨NEXT neo
- Webブラウザ版 外貨NEXT neo
- スマートフォン版 外貨NEXT neo(iOS/Android)
- iPad版 外貨NEXT neo
- モバイルアプリ版 外貨NEXT neo(docomo)
- モバイル版 外貨NEXT neo
取引システム共通の特徴
両建のあり、なしを選択できる。
「両建なし」を選択すると、ポジションがない場合は新規注文扱い。
ポジションがあると、同じ通貨ペアの約定日時の古い順にポジションが決済されていく。
「売り」と「買い」の両方のポジションを同時に持たないようになる。
「両建てあり」なら「売り」と「買い」両方のポジションを持つ。
デモで使えるツールはリッチアプリ版とスマートフォン版の二つです。
以下に実際に使ってみた感想を書きます。
インストール型リッチアプリ版 外貨NEXT neo
注文方法が多彩です。
成行注文
通常の注文方法。
発注すると約定するが、何PIPSズレるかはその時次第。
マーケット注文
成行注文にスリッページの設定をする事ができる。
スリッページの設定以上にズレた場合は約定しない。
時間指定成行注文
指定した時間に成行注文が発注される。
時間指定指値注文
発注した指値注文を指定した日時まで有効にする機能。
指定した日時まで指値注文が成立しなかった場合は、指定した日時のレートで成行で約定する。
そのため、意図しなかったレートで約定する可能性もある。
時間指定ストップ注文
先に紹介した時間指定注文のストップ注文バージョン。
こちらも指定した日時までストップ注文が成立しなかった場合は、指定した日時のレートで成行で約定する。
そのため、意図しなかったレートで約定する可能性もある。
基本的な指値、ストップ(逆指値)、IFD、OCO、IFO注文もあります。
トレール決済注文
トレールとは、あらかじめ設定した「損切り幅」をキープして利益だけを伸ばしていく決済注文です。
トレール注文については、こちらの記事にて詳しく解説しています。
スピード注文、スピード注文2
- 決済注文同時発注機能
「利確」「損切り」あるいは「トレールの設定」をしておくと、ワンクリックで発注できるスピード注文で発注した時に決済注文が同時発注される。 - ワンクリック注文機能
確認画面がでないワンクリックで完了する注文方法。
両建注文なしの設定になりますので、保有ポジションとは逆の注文をすると決済注文になります。
(注文方法について詳しくは、外為どっとコム公式サイトでご確認下さい)
トレード画面を最大で8個作成保存が可能
画面下部にタブで表示されている。
好きなタブを選ぶことで、保存したトレード画面を何時でも呼び出すことができる。
チャートに表示するテクニカル指標も豊富
スマートフォン版 外貨NEXT neo(iOS/Android)
両建注文設定や成行、マーケット、指値、ストップ、時間指定、トレール注文等はリッチアプリ版と同じ。
決済注文同時発注機能
ロット数や利益・損失の額を、あらかじめ通貨ペアごとに設定できる。
ロットやトレール幅などを決める際に、プラスマイナスのワンクリックでの変動数値など細かな設定が可能。
為替相場情報表示が見やすい
ロイターの情報も扱っています。
各国の政策金利が発表日も入っていて、一覧で見やすい表示の仕方です。
経済指標発表の表示方法は、スマホアプリの中では一番見やすいんじゃないかと個人的に思っております。
チャートに表示できるテクニカル指標のうち、トレンド系の指標が一つしか表示できないのは残念。
まとめ
デモでは使えない(表示されない)機能もあります。
今回のレポートは完璧とは言えませんが、デモ取引をして気に入った点を以下にあげておきます。
スマホ版の為替相場情報ツールがとにかく見やすい。
経済指標と政策金利は特によし。
キャンペーンが多彩。
口座を開設していなくても参加できる、バーチャルFXコンテストなどサービスが沢山でうれしい。
時間指定の注文方法があるのは使いようによっては便利
(土曜日早朝のマーケット終了直前にポジション解消ができる等)
これからFXを始めるという方、新規口座開設の参考になれば幸いです。
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