6月からの米ドル円の流れの考察と今後のトレードシナリオを検討します。
日銀も緩和政策を終了していますが、現時点ではまだまだ日米の金利差は大きい状況。
円売りドル買いが強くなりやすい相場環境と言えるでしょう。
米ドル円私的考察
週末の米雇用統計では予想以上に強い結果が発表されました。
市場は「FRBは利下げを急がない可能性がある」との見方を強め、下げていた米ドル円は円売りドル買いの上昇気配で取引終了しています。
週足チャート
最後のローソク足は陰線ですが長い下ヒゲ付き。
期間の違う三つのEMAが右肩上がり。
現時点では上昇ダウで140.24を割るまでは上目線。
RSIは63くらいで上昇の余地が多少あり。
チャートパターンやテクニカルのシグナルは特になし。
この時点で判断するなら上方向優位です。
気になるのは160円で落とされるかどうか。
日足チャート
RSIでダイバージェンス後ではないですがヒドゥンダイバージェンスが形成されてます。
短期EMAが中期EMAをサポートに上昇気配。
このまま上昇ならグランビルの法則買いの③になりそうです。
下降していくようなら160.19の高値から切り下げを継続する事になります。
安値切り下げも確認されたらトレンド転換も視野に入れたいところです。
今後のトレードシナリオ
週足・日足を踏まえ円売りドル買い、まだまだ上方向優位と見ます。
日足で次のローソク足が陽線となったら4時間足で買い検討します。
しかし160円で止められる可能性も考慮。
現状持っているポジション(155.28と156.33)を考慮しながらポジション取りします。
ですが今週は米国の消費者物価指数やFOMCという、市場に大きく影響を与える指標発表があります。
流れが急展開する可能性もありますので、FOMC前に4時間足で明確なシグナルがなければトレードはFOMC後に。
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