ADPと米雇用統計ともに結果が弱く、米ドル売りが加速しています。
菅首相の総裁選不出馬で一時上昇した米ドル円ですが、最終的には下方向に向かいだしました。
2021年8月30日からの動きと今後のFX相場私的考察
ジャクソンホール・ADP・米雇用統計と、大きなイベントが終了しました。
結果、全てのイベント後は米ドル売りが強くなっています。
そして、菅首相の次期総裁選不出馬宣言。
これを聞いてドル円が上昇するという事は、この政権に対しての不安がどれだけあったのか分かります。
4時間足チャート考察
ユーロドル
![2021年9月5日ユーロドル4時間足チャート](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2021/09/2021-0905-eurusd-4h.png)
引き続き上昇の一週間でした。
上昇のダウも形成されています。
上昇を止められた1.1900は、週足・日足でも機能しているラインです。
まずはここを明確に超えてくるかの様子見からです。
下に向かって反転上昇の気配があれば、1.1900を目標の押し目買い。
1.1800を明確に下抜いたら、ラインが機能したと判断して売り目線に切り替えます。
日足は上昇一本やりだったので、そろそろ押し目が来ても良さそうな頃合いです。
それでも基本目線は買い重視でいきます。
米ドル円
![2021年9月5日米ドル円4時間足チャート](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2021/09/2021-0905-usdjpy-4h.png)
110.20から109.40のレンジ内の動きのままです。
正確には上値が110.40、下値が109.57で上下動しました。
週後半は下方向に勢いがつきました。
しかし下に行くと反発する展開が続いています。
やはり今週もレンジ対応で。
レンジを明確に抜けるまでは、ラインでの反転狙いでトレード検討します。
ユーロ円
![2021年9月5日ユーロ円4時間足チャート](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2021/09/2021-0905-eurjpy-4h.png)
ユーロドルと同じく上昇が続いています。
ユーロ円も押し目買い一本でトレード検討しています。
ただし130.60と131.00は、下に落とされてもおかしくないラインです。
日足でもそろそろ押し目が来ても良さそうです。
129.80を下抜いてきたら、日足での押しと見て様子見にします。
それまでに上昇に転じれば、まだまだ上と見て買い検討します。
131.00が上値の目標です。
ポンドドル
![2021年9月5日ポンドドル4時間足チャート](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2021/09/2021-0905-gbpusd-4h.png)
週後半で上昇の勢いが強くなりました。
こちらも基本的には押し目買い一本で考えていきます。
上昇を止められた1.3900は、レジスタンスとして機能してもおかしくないラインです。
まずはここを目標にしたリスクリワードで買い検討していきます。
超えてくると次の目標は1.4000。
下降のダウにならない限りは、ここを目標にしたトレードで検討していきます。
ユーロドル・ユーロ円・ポンドドルは買い。
ですが、いつ下降に転換してもおかしくないポイント付近です。
損切り設定はいつも以上にしっかりと。
米ドル円はレンジ対応。
チャンス次第ですが、短期足で細かくトレードする予定です。
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