ADPと米雇用統計ともに結果が弱く、米ドル売りが加速しています。
菅首相の総裁選不出馬で一時上昇した米ドル円ですが、最終的には下方向に向かいだしました。
2021年8月30日からの動きと今後のFX相場私的考察
ジャクソンホール・ADP・米雇用統計と、大きなイベントが終了しました。
結果、全てのイベント後は米ドル売りが強くなっています。
そして、菅首相の次期総裁選不出馬宣言。
これを聞いてドル円が上昇するという事は、この政権に対しての不安がどれだけあったのか分かります。
4時間足チャート考察
ユーロドル
引き続き上昇の一週間でした。
上昇のダウも形成されています。
上昇を止められた1.1900は、週足・日足でも機能しているラインです。
まずはここを明確に超えてくるかの様子見からです。
下に向かって反転上昇の気配があれば、1.1900を目標の押し目買い。
1.1800を明確に下抜いたら、ラインが機能したと判断して売り目線に切り替えます。
日足は上昇一本やりだったので、そろそろ押し目が来ても良さそうな頃合いです。
それでも基本目線は買い重視でいきます。
米ドル円
110.20から109.40のレンジ内の動きのままです。
正確には上値が110.40、下値が109.57で上下動しました。
週後半は下方向に勢いがつきました。
しかし下に行くと反発する展開が続いています。
やはり今週もレンジ対応で。
レンジを明確に抜けるまでは、ラインでの反転狙いでトレード検討します。
ユーロ円
ユーロドルと同じく上昇が続いています。
ユーロ円も押し目買い一本でトレード検討しています。
ただし130.60と131.00は、下に落とされてもおかしくないラインです。
日足でもそろそろ押し目が来ても良さそうです。
129.80を下抜いてきたら、日足での押しと見て様子見にします。
それまでに上昇に転じれば、まだまだ上と見て買い検討します。
131.00が上値の目標です。
ポンドドル
週後半で上昇の勢いが強くなりました。
こちらも基本的には押し目買い一本で考えていきます。
上昇を止められた1.3900は、レジスタンスとして機能してもおかしくないラインです。
まずはここを目標にしたリスクリワードで買い検討していきます。
超えてくると次の目標は1.4000。
下降のダウにならない限りは、ここを目標にしたトレードで検討していきます。
ユーロドル・ユーロ円・ポンドドルは買い。
ですが、いつ下降に転換してもおかしくないポイント付近です。
損切り設定はいつも以上にしっかりと。
米ドル円はレンジ対応。
チャンス次第ですが、短期足で細かくトレードする予定です。
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