FOMCの結果とパウエルFRB議長の発言を受けて、米ドル買いが強くなりました。
緩和縮小と利上げ前倒しが意識されたようです。
このまま米ドル高相場になるのか、単なる調整で終わるのか。
2021年6月14日から一週間のFX相場私的考察
先週の考察に書いた通り、気配のあったユーロドルとユーロ円が下方向に動きました。
FOMC前に売っておいて正解。
たまに予想以上のラッキー当たりがでるので、ルール以外のギャンブルトレードは止められない。
ただ、かなり小ロットでやってるので、ハマった時はちょっと未練が・・・
4時間足チャート考察
ユーロドル
![2021年6月20日ユーロドル4時間足チャート](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2021/06/2021-0620-eurusd-4h.png)
取引開始早々横横だった流れが、FOMCで一気に下方向へ。
日足までは安値切り下げが確定しています。
週足では高値切り下げですが、安値はまだ更新してません。
それでも勢いは下方向でしょう。
売りトレードで考えますが、もう少し落ちると1.1800です。
反転上昇も考えられるので、大きな戻りを待ちたいと思います。
ここまでの下降は、フラッグを形成してから落ちるの繰り返し。
戻りが無かった場合はチャートパターン待ちで。
1.1800を目標に、リスクリワードが見込める状況でトレードを考えます。
1.1800で止まらずに一気に落ちていった時は、売りチャンス待ちの様子見で。
米ドル円
![2021年6月20日米ドル円4時間足チャート](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2021/06/2021-0620-usdjpy-4h.png)
強い米ドル買いで上昇していきましたが、週後半には落とされています。
FOMCでの上昇分は、ほとんど戻されています。
111.00が重たそうですが、目線もダウも上方向。
上昇のダウが継続中な限りは、買いトレードだけで考えていきます。
現状のチャート形状でも押し目になってます。
取引開始早々に上昇したら、次の押し目待ち。
下降したら再上昇待ち。
週明け早々の飛び乗りは止めておきます。
109.00を下抜くまでは買いだけでいきます。
ユーロ円
![2021年6月20日ユーロ円4時間足チャート](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2021/06/2021-0620-eurjpy-4h.png)
ユーロ円がやっと大きな押し目になりました。
強い下降ですが月足・週足では、もっと落ちていかないと上昇のダウは崩れません。
日足では目線が下になりましたが、週足ではまだ上目線です。
週足ならそろそろ押し目買いのチャンス。
日足なら戻りを待ってから売りたいところ。
そこで直近の流れを考慮して、132.50付近までは売りで考えたいと思います。
飛び乗りはせずに、目立つ戻りを待ってからトレード検討します。
大きな流れが上目線なので、売りでエントリーしても早めの利確で考えています。
ポンドドル
![2021年6月20日ポンドドル4時間足チャート](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2021/06/2021-0620-gbpusd-4h.png)
レンジを抜けて下降しています。
目の前に昨年の最高値1.3685も見えてきました。
ここを下抜いていくようだと、週足でのダブルトップが見えてきます。
反転上昇なら、3度目の高値更新チャレンジになるかも。
週足では上昇のダウ、日足ではダウは崩れて下目線。
直近の勢い重視で、昨年最高値を目標にした売りで考えていきます。
まずは、しっかりした戻りかチャートパターンからの売り。
昨年最高値付近では反転買いも候補に。
1.4100までは売りをメインに考えていきます。
ユーロドル・ユーロ円・ポンドドルは売り重視。
米ドル円は買い重視。
極端な動きの一週間でした。
落ち着いてからトレードしたいので、どの通貨ペアもまずは様子見。
押し目や戻り、チャートパターンを待ちたいと思います。
コメント