米ドル円とユーロドルのペナントが何時ブレイクされるのか以前から注視していたのですが、月曜の朝一でブレイクしてしまいました。しかし現状はどちらの通貨ペアも思ったほど伸びていってはいないので、完全にブレイクとは言えない状況ではあります。
FX相場私的考察
米ドル円日足チャート
米ドル円は現時点でのチャートの形を見る限りでは、ブレイクとは言えない状況です。むしろ今日も長めの下ヒゲで終わるようならば、下ヒゲでのダブルボトムが出来上がります。上昇の気配も出てくるかもしれません。
ユーロッパ時間に入ってからユーロ円で少しだけ買いエントリーで利益になりましたが、米ドル円はもう少し様子を見たほうが良さそうです。113台に戻ったら買いの短期トレードでエントリーチャンスを待ってみるつもりです。
ユーロドル日足チャート
ユーロドルは一応ペナントブレイクとみても良さそうです。ただ上ヒゲを3本連続でつけてのトレンドラインブレイクですのでダマシの可能性も捨てきれません。
すぐ上に1.145がありますのでココで止められて横這いなどの揉み合いになり、すんなり抜けないようなら下降していく可能性が高くなりそうです。
ただし、もう少しでイギリスのEU離脱協定案の議会での採決の延期が正式に発表されるかもしれません。ユーロも少なからず影響が出ると思いますのでイギリス議会の行方がはっきりするまでは様子見で行こうと思います。
記事を書いている途中で米ドル円が上昇。ユーロドルが下降し始めました。さてどうなるか。
米ドル円日足チャート
米ドル円とユーロドル、どちらとも日足のペナントをブレイクした感じです。ただどちらの通貨ペアも週足、月足の流れとは逆方向へのブレイクです。トレンドの転換点とみるべきなのでしょうか、それとも調整入りでしょうか。今後を決めるFOMCがもうすぐ終了します。
昨日ですが長い下ヒゲを付けているとはいえ、下値のトレンドラインをローソク足の実体が抜けて確定しています。今日も下方向に動いています。
この後戻されて長い下ヒゲを付けて本日のローソク足が確定するようなら、まだまだダマシの可能性もあるので要注意です。
ユーロドル日足チャート
こちらも辛うじてローソク足の実体がトレンドラインの上で終了して、本日は上方向に動いています。やはり上ヒゲで終わるのかどうかが目安になりそうです。
円買い、ドル売りの流れから見るとリスクオフの強い相場環境といえそうです。ではユーロやポンドが強いのかといえば今の情勢からすると、どちらに転ぶか分からないのが現状ではないでしょうか。
経済状況はまだまだ良さそうなアメリカですが、来年から後退していくと言っている経済評論家もちらほらいます。まぁ評論家の意見は参考にしませんが・・・
日本時間で20日の4:00頃、FOMC終了後に政策金利発表とパウエル米連邦準備理事会議長の会見があります。今後の米ドルの流れはこの発表を確認してから判断したいと思います。
12月14日までのトレード成果
最後にトレード成果です。
今月は子供がインフルエンザにかかり、私も体調不良(インフルではなかったです)で寝込んでいたり、先週末からサイトがおかしくなって修正に追われていたりとで、トレードの機会どころかチャートもあまり見ていません。
そんなこんなで以前ちょこっと記事に書いた自動売買(ストラテジータイプ)をほったらかしにしていた期間が1週間ほどあったのですが・・・12月14日までのトレード成果
裁量トレード
プラス 61PIPS
マイナス 36PIPS
トータルプラス 25PIPS
自動売買
マイナス 76PIPS
眠い目をこすりながら自動売買の終了ボタンを押しました。
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