FXのトレードスタイルは人によって違いがあります。
生活環境が違うのですから、トレードする時間も方法も違うのは当然です。
トレードスタイルはポジション保有期間によって呼び方が変わります。
まずは簡単にトレードスタイルのご紹介をします。
これまで私が学んできた事を記事にしています。
FXに真剣に取り組んでいる方のお役に立てば幸いです。
トレードスタイルとは
「ポジションを保有する期間の違い」によってトレードの呼び方が変わります。
短期間で取引を終えるか長期間保有するかの違いです。
以下に簡単な説明を記載します。
スキャルピング
早くて数秒、長くても数分のうちにエントリーから決済までを終了するトレードスタイルです。
- 短期間でトレードを終わらせますので、トレード回数を増やして小さい利益を積み重ねていきます。
利益が小さくなるかわりに、損失も小さく抑える事が可能です。
- ポジション保有時間が短いのでスワップのマイナスを気にする必要もなく、相場環境や長期のトレンド方向もあまり意識する必要はありません。
その時の相場の流れで数PIPSの利益を繰り返していきます。
- トレード回数が増えますのでスプレッド分のマイナスもバカにできません。
スプレッドの狭いFX会社を選ぶこともポイントになります。
- エントリーから決済までを何度も繰り返しますので、その間チャートと向き合っている必要があるという事です。
それなりにトレード時間を作らなければスキャルピングはできません。
デイトレード
スキャルピングよりは長くポジション保有します。
それでも1日のうちでトレードを完了させるトレードスタイルになります。
スキャルピングとの違いはポジション保有時間です。
- その日のうちにトレードを完了させますので、相場環境の急変などのリスクは少なくなります。
スワップも気にする必要はないと思います。
- デイトレードでも一日数回のチャート確認は必要です。
丸々一日チャート確認ができないとなるとデイトレは厳しいかと。
- その日の相場の流れはチェックする必要があります。
それでも長期のトレンドはあまり影響しないことも多いです。
スキャルピングよりは長いですが、ポジションは早めに決済するトレードスタイルです。
スイングトレード
数日から数週間くらいの期間でポジション保有するトレードスタイルです。
- ある程度の期間ポジションを保有するので、長期のトレンド方向や転換点の見極めが重要になります。
ポジションを持つタイミングが大切なトレードスタイルです。
- スワップも重要になってきます。
マイナス方向へのエントリーはポジション保有中に損失が発生します。 - スプレッドは狭いに越したことはないです。
しかしスキャルピングやデイトレードに比べると影響は少ないです。
- ポジション保有期間が長いので、利益も大きく狙っていくのが一般的です。
そのため損失のリスクもスキャルピングやデイトレードに比べると大きくなります。
- トレンドが発生している環境では狙いやすくなります。
レンジ相場ではエントリーのタイミングが難しくなります。
長期トレード
ポジション保有する期間が一か月以上の長期間になるトレードスタイルです。
- 状況によっては数年間もポジション保有することもあります。
スワップはプラス方向でのポジションが基本です。
スワップ益も計算にいれたトレードが大切になります。
- ポジションをとるタイミングも大切です。
スイングトレードと同じくトレンド方向へのポジション取り。
できればトレンドの転換点でエントリーできると大きく利益が狙えます。
スイングトレードにも言える事ですが、長期間のポジション保有は相場の急変のリスクも大きくなります。
過去にいくつも大暴落はありました。
退場にならないように資金管理は最重要項目です。
会社員向けトレードスタイルのご提案
私の個人的見解です。
仕事中はチャート確認ができなくて、夜の数時間しかトレードできない。
こういった方は「スキャルピング」か「スイングトレード」がいいように思います。
- スキャルピングは帰宅してからの数時間限定でトレード可能。
その日の損失額を決めておき、達したら時間内でも終了するようにします。 - 長期足の流れの方向に、1分足か5分足でトレード。
利益3~10PIPSを積み重ねていきます。
- スイングトレードは4時間足以上の長期足でトレード。
少ないロット数でエントリーして、トレンドの流れに乗れたらポジション追加していく。 - どの通貨ペアでも「プラススワップ方向」へのトレード限定。
目標は100PIPS前後でしょうか。
まとめ
どうしても毎日トレードしたい方は、「スキャルピング」で試してみてはいかがでしょうか。
ただしスキャルピングには相場の流れを読む力とトレードの経験値が必須です。
私の個人的な意見です。
FXで大きな資産を築いている方は、スキャルピングでのトレードをメインにしているように思います。
トレードスタイルはどれでもOK!
その場その場で臨機応変にトレードしていく事ができるようになれば、どんなトレードスタイルでも資産が減っていく事は無いと思います。
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