ADPにFOMCに雇用統計と、米ドルに絡む重要指標が多かった一週間でした。
ですが織り込み済みだったのか、大きな流れになる事はありませんでした。
大きく動いたのは、政策金利の発表があったポンドでした。
2021年11月1日からの動きと今後のFX相場私的考察
4時間足チャート考察
ユーロドル
1.1556から1.1616へ上昇した後、反転下降して1.1556へ。
そして反転上昇して、ふたたび1.1616に到達。
また反転で1.1512まで下降し、そこで反転上昇で1.1552で取引終了。
大きな指標の連続で流れが出るかと思いきや、レンジ相場の様相になってきました。
下方向優勢に見ていますが1.1616から1.1512の間にいるうちは、レンジ対応のトレードで検討していきます。
レンジ天井からの売りとレンジ底からの買い。
レンジの中心1.1565付近での反転には要注意。
レンジを抜けたら、抜けた方向についていく事にします。
米ドル円
僅かですが高値安値を切り下げながら下降しています。
ですが下向きに動いたようには見えず、114.45から113.24のレンジ相場が続いているようです。
週足・日足の形状から、まだ上方向優位と見ています。
基本的には押し目買いのチャンス待ち。
チャンスなく114.45付近まで上昇したら、反転売りも狙ってみます。
売り優先に考えるのは113.00を下抜けてから。
それでもまだ、週足の調整下降の範囲と見ています。
ユーロ円
132.71から131.59のレンジから少し下に抜けてきました。
まだ何とも言えませんが、現時点では日足の調整下降の途中と見ています。
少し大きく見て、130.00を下抜くまでは調整下降と見る予定です。
そのためトレードは買い重視で考えます。
基本的には反転買いチャンスを待ちます。
レンジ天井の132.71付近では反転売りも検討。
超えてきて133.00以上をキープしたら、日足の調整下降終了と見ます。
ポンドドル
大きく下降してきました。
週足の直近安値1.3410の直前まで下降しています。
そこから少し戻した1.3488で取引終了しています。
取引終了時の日足は、長い下ヒゲの陰線になってます。
週足で見ると上昇に転じても良さそうな価格帯です。
それでも勢いは下と見て、1.36850までは戻り売りだけ狙いたいと思います。
週明け早々から強い下降の時は、安値確定後にトレード検討します。
今後のトレード方針
ユーロドルはレンジ対応で、抜けた方向についていく。
米ドル円・ユーロ円は買い重視だが、調整下降が続く事も考慮。
ポンドドルは売り重視。
そろそろ米ドル円の上昇再開を期待したい。
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