アメリカ経済は回復傾向にあるようですが、弱い雇用統計の結果を見て米ドル売りが強くなりました。
このまま米ドル売りが続いていくのでしょうか。
それともガラッと相場環境が変わる、新たなファンダメンタルズ要因がでてくるのでしょうか。
2021年5月3日から一週間のFX相場私的考察
想定違いでユーロドルと米ドル円で負けていましたが、予想以上に動いてくれた米雇用統計のおかげでほぼプラマイゼロ。
ラッキーでした。
ユーロドル4時間足チャート
週の前半は少しずつ安値を下げながら横でしたが、週後半からは上昇が強くなりました。
そして、米雇用統計の後はさらに強い上昇。
長期足での上方向への流れに乗った感じです。
月足の直近高値1.23488が近づいてきました。
この流れを考慮して、買い重視でトレード検討していきます。
下降していくなら1.1993までは、ライン付近での反転買い狙い。
上昇なら押し目次第ですが、1.2242付近では反転売りを狙います。
米ドル円4時間足チャート
週の前半は横で後半に一気の下降。
ユーロドルと真反対の動きになりました。
日足ではヘッドアンドショルダーにも見えます。
取引終了時のレートが、左肩のネックライン付近です。
右肩ネックラインは107.47。
ここを目指して下降していくのが第一シナリオです。
トレードは売りのみで検討。
左肩ネックライン108.39で反転上昇したら様子見。
109.47付近までは売りチャンスを待ちます。
今後のダウ次第ではありますが、買いを考えるのは109.40を超えてからにします。
ユーロ円4時間足チャート
先週から引き続き上昇気配が続いています。
深めに押しを作ってからの再上昇途中と見ています。
ここから下降したとしても、129.58付近までは買い中心で考えます。
売りを考えるのは、下降のダウが形成されてからにします。
直近高値132.35付近では、チャンス次第ですが短期足での反転売りも考慮。
更にそこからの反転買いも考えます。
上昇が続いても133.00付近では一度様子見します。
ポンドドル4時間足チャート
米ドルが弱そうなので上方向に動きそうですが、取引開始早々に上方向に動くようなら高値確定まで様子見します。
下降して始まったらトレードを検討。
先週からの続きで、1.4000から1.36850までの大きなレンジと見ていきます。
下降していくようなら、1.3864付近での反転買い。
もっと下降していったら、1.3821付近では上昇からの反転売り。
この2つのライン付近では、更に小さなレンジになる可能性も考慮しています。
今後のトレード方針
ユーロドルとユーロ円は買い。
米ドル円は売り。
ポンドドルはラインでの反転狙い。
これから6月にかけて、オリンピックがどうなるかの決着も見えてきそうです。
大きな動きがみられるかも知れません。
クロス円を見る限り、大きな流れでは円安方向に動いています。
この流れが続くのか、転換するのか。
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