ユーロドルはレンジ相場が続いているようです。ただ若干上方向にレンジの底がズレそうな形状です。米ドル円はフラッグ形成中。このままキレイにチャートパターンを作ってほしいところです。
2019年6月10日から一週間のFX私的考察
ユーロドル日足チャート
先週までの上昇分をほぼ戻してしまう行ってこいの下降で終わった今週のユーロドルです。上方向でトレンドができるかと思えば下へ動き、下方向かと思えば上に動きだす。レンジは続くようです。
ただ少し前までは1.110を底にしたレンジだったのですが、そこまで下降していくかはわかりません。一段上の1.120を底にしたレンジに変わる可能性があります。
直近高値を更新して戻りを作ったようにも見えます。上昇のダウを作るのならばここから上昇して1.135を超えていく。レンジならばこのまま1.110まで下降していく。今のところの想定はこんな感じです。
希望的観測ですが日足レベルで見た場合、今週の終値付近が底値で押し目買いポイントになりそうなチャート形状を見せてくれるとトレードし易くなります。安値の切り上げも確定しますし。
来週はFOMCが控えています。利下げの可能性もチラホラ見受けられます。現在スイングトレードを主体にしているため、来週はFOMCの結果を踏まえてからのトレードにしたいと思います。
米ドル円日足チャート
現在日足ではフラッグを形成しているように見えます。
ここまでの下降もダウを作っていますし、直前の長めの陰線の前にもフラッグが形成されていました。
横方向へのジリ上げがそこそこに続いてきましたので、そろそろ下方向へのブレイクを期待してしまうチャート形状です。
もし下方向にブレイクした場合、下降の目安になるのは107.50くらいまでだと思っています。
これまでも108.00ではなかなか下にはいかずに買い戻されています。ここをブレイクしたとしても底値感もでてくる頃合いですので、一度止まるなり戻りを作るなりはすると想定しています。
米ドル円4時間足チャート
4時間足では多少上下に抜けている所もありますが、基本的には108.15から108.55の間を動いているような形状です。
フラッグを形成しているのでレンジ状態が続いているのですが、チャート形状からみて上方向へのブレイクは見送りたいと思います。
下方向へのブレイクも108.15を抜けた後に戻り売りポイントを見つけてからエントリーしたいところです。
ダウを作っている方向へのトレードですのでブレイク即エントリーでも悪くはないのですが、108.00というキリ番が近いというのがちょっと気になるポイントです。
ブレイクがダマシで結局キリ番からのトレンド反転、なんて事も過去に何度も経験していますので少し慎重になってしまいます。
それでもチャート形状から来週の米ドル円はフラッグブレイクからの売り、を基本線に考えていきたいと思います。
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