ユーロドルがヘッドアンドショルダーの成立間近です。
米ドル円はこれまでのレンジを抜けて110円を突破してきました。
これまでレンジ相場が続いていた両通貨ペアですが、トレンドに発展していくのでしょうか。
2020年1月13日から一週間のFX相場私的考察
ユーロドル日足チャート
先週の考察とは違う形ですが、ヘッドアンドショルダーが成立間近です。
ほぼ考察通りの動き方をしてくれたので、私にとってはやりやすい相場環境の一週間でした。
1.1180付近まで上昇してから1.1080付近まで、約100PIPSほどの下降をしていきました。
来週はチャート形状的にも勢い的にも、下方向メインで考えていきたいと思います。
取引終了時のレートは、右ショルダーのスタート地点が作った安値1.1080付近です。
このまますんなりネックラインを下抜くのか、それとも反発上昇するのか。
来週の初めはこの見極めから始めていきたいと思います。
反発上昇するようなら戻り売りのチャンス待ちになりそうです。
1.1150を上抜いたら、売りトレードは見送ろうと思います。
1.1080を下抜いてきたら次の安値は、左ショルダー完成時の作るネックラインとなる1.1065です。
次はこの付近での動き方次第でトレード戦略は変わります。
けっこう小刻みに安値が切り上がっていましたので、ここから下はチェックポイントとなるレートが多くなります。
水平ライン近くでの動きを確認しながらの戻り売りメイン。
来週のユーロドルトレードはこう考えています。
米ドル円日足チャート
109.70付近のレジスタンスラインを突破して、ついに110.00も上に抜けて取引終了しました。
レンジ相場が続く想定が第一シナリオでしたが、完全に外れてしまいました。
このまま上昇トレンドにまで発展していくのかどうか。
次の高値は週足では上ヒゲの陰線で、そのヒゲ先のレート110.665が高値です。
上値の重さもありますので、この付近で一度下方向に向かうと想定しています。
110.665までは約50PIPSあります。
日足ベースでのトレードなら、4時間足での明確な押し目を待ちたいところです。
米ドル円4時間足チャート
取引終了前直前までのチャート形状は、少しずつ下降していてフラッグになりそうな動きです。
このフラッグが押し目になってくれると、フラッグブレイクでの買いエントリーも狙えそうです。
だましもあり得る上値の重さですので、110.00を下抜いたら損切り条件で狙ってみたいと思います。
今後のトレード方針
基本的にはドル買いをメインに考えています。
米ドル円に関しては上値の重さとファンダメンタルズを考えて、小刻みに利確していくのを前提の買いトレードで考えています。
どちらの通貨ペアとも本格的なトレンドになるまでは、小刻みにいきたいと思います。
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