FOMCでは政策金利発表よりもその後の議長発言で動き、日銀政策金利発表、その後の会見でもほぼ市場の予想通り。
米雇用統計では強い結果の割にはドル高の動きが少なかったように感じます。
経済状況をみるともう少し強めに米ドル高方向に動いても良さそうなのですが、米ドル円は上方向に伸びる事はなく叩かれて下降していきました。
EU圏も経済状況は良くないしブレグジット関連も解決していませんが、ユーロが強い訳ではないのでしょうがユーロドルは上昇しています。
2019年10月28日から一週間のFX相場私的考察
ユーロドル日足チャート
先週の想定通りの展開になりました。
1.1060付近からの反発上昇で1.1165近辺で取引終了しました。
直近高値の1.1180付近からヒゲで戻されています。
しかし下ヒゲも長めに出ていますし、陽線ですので上目線キープのままで良さそうです。
ここを上に抜けてくれば上昇ダウの成立。
1.1250近辺までは上昇の余地があります。
ここで反落して下降してくるとダブルトップの可能性がでてきます。
今週は2度ほど1.1130付近で下値を抑えられています。
ここをすんなり下抜いてくるようなら、1.1100のキリ番までの下降も視野に入れておきたいです。
米ドル円日足チャート
狭いレンジを下方向にブレイクしていきました。
一本の長い陰線でのブレイクです。
そして108.00で下値を抑えられた形です。
このままスルスルと下降したら戻り売りのタイミング待ち。
反発上昇するようなら109.00を超えたら様子見。
超えずに高値の切り下げが確定したら、売りでのエントリーを検討していきます。
直近のチャートの形があまり綺麗ではないので、どちらに向かってもおかしくありません。
とりあえず下目線で見ながら動き方次第で対応。
来週はこんな感じです。
今後のトレード方針
来週の月曜日は振替休日なので日本時間での動きは少ないかもしれません。
日足でのトレードはピンポイントでのエントリーに気を使う必要はありません。
月曜日のヨーロッパ、アメリカ時間での動きを見てから対処して充分間に合います。
最近のチャートではユーロドル、米ドル円ともに上昇、或いはともに下降というケースも多々ありました。
来週はユーロドルは上方向、米ドル円も上方向で想定しています。
ただし米ドル円は横方向に近い調整の上昇だと想定しています。
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