FXのトレードにおいて、手法はたいして重要ではないと思います。
その理由は、勝っている人の手法は人それぞれ。
正解は一つではないからです。
しかし、勝ち続けている人に共通して言えること。
それは資金管理の巧みさと、ルールを守り続けるメンタルの強さだと思います。
簡単に導入できる資金管理法2点
これまで私が学んできた事を記事にしています。
FXに真剣に取り組んでいる方のお役に立てば幸いです。
FXのトレードにおいての選択肢は、買うか売るか何もしないかの3択になります。
3択問題の繰り返しが続くだけです。
確率的にいえば負け続けるのも難しいはずです。
レンジ相場の時にエントリー時のレートの周辺を行ったり来たりはありますが、いつかは必ず上か下かにレートは動いていきます。
上か下か。
負け続けるのも一苦労のはずです。
ではなぜ資金が減ってしまうのか。
トレードはいつも決まったロット数、でも損切り幅はその時次第。
これでは資金は減っていく一方です。
どうすれば資金が増えていくのか。
簡単に取り入れられる資金管理法2点をご紹介します。
損小利大を実現する資金管理法
資金管理でまず導入して欲しいのは、一回のトレードでの損失許容額を決める事。
よく言われるのが総資金の2%です。
エントリーロット数は損切り幅によって決まります。
そして少ない損失で大きな利益が狙えるポイントでのトレード。
損失許容額とリスクリワードいう考え方を前提に以下を読んでください。
分割エントリーによる資金管理法
エントリー時
損切りポイントに達してしまっても、半分以下の損失額で収まるロット数でエントリー。
利益方向に動いた時
ポジション追加をしていく事で、利益額を増やしていく。
損切りポイントを建値方向に動かし、損失額をさらに少なく。
いきなり損失方向に動いた時
ロット数が少ないので、最大損失額には届かない。
ざっくりとですがイメージは以下のような感じです。
トレンド相場に向いている、損小利大を実現させるための資金管理法です。
上記の資金管理法は、チャートを見ながらトレードできる方にはお薦めの方法です。
しかし仕事の都合などで、昼間はチャートが見れない方も多いと思います。
そういう方は、4時間足以上の長期足でトレードすれば使える方法だと思います。
ポジション保有期間が長くなりますので、スワップ差益も考慮したトレード戦略がお薦めです。
分割決済による資金管理法
エントリー時
最初から最大ロットでエントリー。
出来るかぎり損切り幅を狭くして、損失額を少なくしていくトレード戦略が必要になります。
利益方向に伸びた時
半分のロット数を利益確定。
こうする事でまずは負けない事を確定させます。
利益確定の目安としては目標利益の半分や、レートの伸びの勢いが止まった時など。
その後は色々な戦略が立てられます。
- 半分の利益確定後に逆行してしまっても、最悪プラスマイナスゼロでトレード終了。
- 強く逆行しそうな兆候がローソク足に見えたら、ポジションすべて決済してプラス利益でトレード終了。
- そのまま伸びていきそうなら、ポジション追加もあり。
いきなり損失方向に動いた時
そのまま損切り。
損失許容額分の負けになります。
ざっくりとしたイメージがこちら。
とにかく利益が発生したら半分は早々に利益確定。
損失をなるべく発生させないようにしていきます。
まとめ
上記した資金管理法は結構有名な手法になります。
トレードに勝てるようになってきたのに、何故か資産は増えていかない。
そんな初級~中級者の方々は、一度試してみては如何でしょうか。
注意点は、相場環境をきちんと認識してからトレードする事。
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