2024年3月11日からの米ドル円の流れと今後のトレードシナリオを考察します。
日銀は17年ぶりの利上げ。
FOMCでは政策据え置きでしたが、FRB議長からは年内に利下げを開始する可能性が高いとの発言がありました。
それでも米ドル円は上昇気配強いです。
米ドル円私的考察
週足チャート
146.47まで落ちた後、日銀会合やFOMCがあっても上昇止まらず。
形的には25EMAがサポートとなって上昇しています。
RSIには特にサインなし。
日足チャート
陰線なしで152円台突入ならず、151.85で止められて落ちてます。
それでもローソク足の上下にヒゲがあり、どちらに転ぶか分からない形をしています。
買い優勢ではありますが、まずは押し目待ちが無難でしょう。
4時間足チャート
押しはフィボナッチの50%近くまで待ちたいところ。
過去に149.19辺りで細かなレンジを作ってます。
この辺りからの反転上昇を待ちたいと思います。
押しの下降の際に150.25辺りでフラッグ等下降示唆のチャートパターンがあれば、ダブルトップ狙いでの売りも候補には入れたいと思います。
フィボナッチ61.8%の148.53辺りまでは買い優先で検討。
ここを割ってきたら様子見とします。
無いとは思いますが146.50まで落ちてきたら売りを基本に再考察します。
相場再開後、一気に152円台に突入しちゃった時は次の押し待ちです。
今後の米ドル円トレードシナリオ
日銀の金融緩和政策に変更はありましたが、当面は緩和的な環境を続けるという発言もありました。
FOMCでは年内3回の利下げ見通しを維持しましたが、日米の金利差は大きく米ドル円の買い優勢は変わってません。
米国の利下げで一時的に下げるかも知れませんが、しばらくは上方向優勢の状況が続くと思われます。
米ドル円は押し目買い一本勝負で。
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