FOMC後の声明で、早ければ11月にもテーパリングに着手すると言及。
米ドル買いが強くなりました。
円は売られ米ドル円・ユーロ円ともに急上昇。
ですが新型コロナの変異株や中国恒大集団の問題など、リスクオフの傾く要因はまだ解消されていません。
2021年9月20日からの動きと今後のFX相場私的考察
4時間足チャート考察
ユーロドル
下降のダウを形成しています。
週足でも高値安値の切り下げなので、基本的には売り重視で考えています。
ただちょっと気になるのは取引終了時のチャート形状。
安値切り上げの可能性が残りました。
最後の陽線は、終了間際のポジション調整だと考えています。
ですが他に分かりやすい通貨ペアがありますので、トレードは方向性がはっきりしてから検討したいと思います。
1.1750を超えて上昇のダウなら買い。
1.1700を下抜いたら、日足の直近安値1.1663での反転に注意しながら売り。
それまでは待ちです。
米ドル円
押し目なしの一直線上昇です。
米ドル円の上昇で、ここまで勢いがついているのは久しぶりです。
基本的には押し目買いのチャンス待ち。
111.00での反転下降に注意しながらエントリーしたいと思います。
111.00を超えるまでは、これまでのレンジのダマシの可能性が残ります。
強く落ちるようなら様子見です。
ユーロ円
週足で見ると、長い上昇の後の深い押し目から少し上昇してから再下降。
2度目の底値を付けて、ダブルボトムの可能性を見せています。
その2回目の底値で、4時間足では逆ヘッドアンドショルダーからの上昇。
きれいなチャートパターンになりました。
週足でダブルボトム成立なら、133.50付近まで上昇の可能性があります。
この先は基本的には買い重視で検討していきます。
取引終了時のチャート形状は、押し目からの再上昇にも見えます。
そのため、取引スタート時はしばらく様子見したいと思います。
まずは押し目待ちですが、下に動いた場合は129.40付近での動き次第。
反転なら買いチャンス探しで、下抜くなら様子見。
129.00までは買いだけでトレードする予定です。
売りを検討するのは、129.00を下抜くか下降のダウ形成が条件です。
ポンドドル
週足では1.3900から1.3600のレンジが続いてます。
1.3600付近で下降を3度止められたことになります。
そして4時間足。
このまま1.3600を下抜けば下降のダウ継続。
1.3750を超えてくれば上昇のダウ。
1.3685を超えたら買い検討で押し目待ち。
但し安値切り上げが最低条件です。
売りは1.3600を明確に抜けてから検討。
直近最安値の1.3570での反転に注意。
まずは様子見です。
今後のトレード方針
米ドル円とユーロ円は買い。
ユーロドルとポンドドルは、方向性がはっきりしてから。
米ドル円とユーロ円は強く上昇しましたが、ユーロドルとポンドドルは思ったほど米ドル高方向に動きませんでした。
リスクオフ要因も残されてますし、もう少し揉みあいが続くかも。
コメント