ユーロが弱い相場環境が続いています。
ユーロドルの下降は勢い良くて、週足の直近最安値も更新していきました。
それでも米ドルが強い訳ではなさそうで、米ドル円は高値を切り下げそうな雰囲気です。
この下降の勢いはいつまで続くのでしょうか。
2020年2月10日から一週間のFX相場私的考察
特に考えることもなく、ユーロドルの売り一辺倒でOKだった一週間でした。
米ドル円は横方向といえそうです。
ユーロドルでのドル買いの勢いは、ドル円には影響していないようです。
ユーロドル日足チャート
![2020年2月15日ユーロドル日足チャート](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2020/02/2020-0215-eurusd-day.png)
大きく下降してきました。
直近安値を更新して、1.0828近辺まで下降してきました。
下降トレンドが形成されています。
次の直近安値は、何年も前の1.0570近辺です。
そこまでの下降も考えておく必要がありそうです。
それくらいユーロが弱い状況です。
4時間足や1時間足では、戻りやフラッグを作りながら下降しています。
エントリーポイントは見つけやすかったと思います。
日足はここまで一直線に落ちてます。
そろそろ何かしらのチャートパターンが欲しいところです。
日足で安値切り上げでも無い限りは、下方向優勢で考えています。
余計なことは考えずに、4時間足以下での戻り売りトレードでいく予定です。
米ドル円日足チャート
![2020年2月15日米ドル円日足チャート](https://bishinoki.com/wp-content/uploads/2020/02/2020-0215-usdjpy-day.png)
米ドル円は大きな動きではありませんでした。
米ドルが強い相場環境なのですが、米ドル円の上値は重たい状況です。
110.00を超えると叩かれて下降していきます。
ただ109.50近辺まで落ちてくると、買いが入ってきて上昇し始める。
結局、横方向に動いているような状況です。
仮に上方向に動いたとしても、一気の上昇はなさそうな雰囲気です。
直近最高値の110.277を超えたとしても、また叩かれそうな感じです。
このまま下方向に動くなら、直近高値を切り下げそうです。
これだけ上値が重たいと、そろそろ下方向も頭に入れておきたいところ。
米ドル円はトレードするなら、1時間足で明確なダウが形成されてから。
今はどっちに動くのか見極める段階だと思います。
今後のトレード方針
しばらくはユーロ売りがトレードのメインになりそうです。
ユーロ円の売りも考えてみたいと思います。
米ドル円は明確なダウの形成待ちです。
ファンダメンタルズ要因では、いまだ新型コロナウイルス沈静化のメドは立ちそうにありません。
むしろ拡大傾向にありますので、急な相場環境の変化にも相変わらずの注意が必要です。
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