FOMC終了後の政策金利発表、パウエルFRB議長の会見内容は大きなサプライズはなく大方の予想通りの内容になったようです。
それを受けてドルが買い戻されました。
ペナントブレイクしたユーロドルは上昇トレンドを作ることはなく、またレンジ相場に戻ったようです。
ユーロドルでペナントブレイク狙い
以前紹介させて頂きましたペナントブレイクのトレード手法を少しアレンジ。
1時間足で使うと、それなりのPIPSを取れたと思います。
2018年12月20日
ユーロドル1時間足チャート
チャートの黄色の丸がペナントブレイクのポイントです。
ブレイクはこれまでの下降トレンドとは逆方向へのブレイクでしたので、その後の押し目を待つのが私のルールでした。
茶色のトレンドラインで反発した場面(青色の丸)でエントリーしていれば、それなりに利益になったと思われます。
ただ私のルールではトレンドとは反対方向へのブレイクの場合、直近高値を超えてから押し目の判断をすることにしています。
そのためブレイク後の直近高値を赤色の丸と判断していました。
私のルールではまだ押し目を作っていないという判断になります。
普段トレンドラインでのトレードはしておらず、水平線でのトレードを基本としているので今回は見送りで仕方のない状況でした。
結局ピンクの丸のポイントで短期足(5分と15分)が水平線で下値を支えられていたのを根拠にエントリーしたのですが、1.144から戻ってきたところでトレールでの利確となり12PIPS程取っただけのトレードになりました。
もったいないように見えますが自分で作ったルールを守ることの方が大切です。
守らずに勘だけのトレードではいつか必ず痛い目に遭います。
私は遭いました。
補足ですが、手法のアレンジがすべてダメかといえばそうとも言えません。
今回のケースでいえばトレンドラインを根拠にして資金管理さえしっかりしていれば、自分のルールに合致していなくてもエントリーしても良い状況でした。
それまでのレンジの上限と思われる1.145まではそれなりのPIPSがありましたので、うまく伸びれば利益は見込めた状況だったと思います。
損切りもトレンドラインのすぐ下あたりに設定すれば少ないPIPSで設定できたと思います。
そこまで考えていたのですが私がエントリーしなかった理由はルールになかったから・・・それだけです。
2018年12月21日
米ドル円は下方向へのペナントブレイクのようです。
まだレンジに戻る可能性もありますが、勢いを見るともう少し下値トライにいきそうです。
相場は完全にリスクオフのようです。
米ドル円が完全に下降方向に動き出しました。
リスクオフで年越しかな
米ドル円日足チャート
かなり勢いよく112.0を下抜いていきました。上方向へのブレイクを期待していたのでちょっと残念ですが、これからは下方向へのトレードを中心に考えていった方がよさそうです。
日足で目立った安値の111.4付近をローソク足の実体で下回ってきています。これを見ると売りの勢力が強くなっていくと思われます。ただ4時間足や1時間足ではまだ下降のダウをはっきりとは作っていません。
どちらかというと一気に下降してから止まって市場は様子見的な感じでしょうか。今はゆっくり横に動いています。
次の下値の目標になりそうなのは110.0でしょうか。それまでに大きな戻りを作ってくれるのを待ってからトレードプランを立てようと思います。
相場は完全にリスクオフの状況です。アメリカの情勢が急に変わった訳ではありませんが、円買いが強くなったせいで金利の高い米ドルが売られているようです。ユーロとポンドは変わらずに不透明。年内は円買い方向でいいんじゃあないでしょうか。
今年もあと僅かになりますのであまり無理しないようにしたいと思います。
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