FXにおいて損切りと同じく大事だとされる資金管理。
私はこれがまるで出来ていませんでした。
これまで私が学んできた事を記事にしています。
FXに真剣に取り組んでいる方のお役に立てば幸いです。
資金管理の大切さ
以前「損失は資金の2%」と偉そうな事を書きました。
大損失を経験してからやっと本気でFXの勉強を始めて、諸先輩方の本やブログを参考にして自分に課したルールになりました。
一度負けトレードをしてしまうとすぐに
「次のトレードで取り返そう」とか
「倍のロットでむしろプラスに」と欲をかいてしまう。
結果、さらにひどい状況に追い込まれてしまいました。
すべてのエントリーで勝つことなど不可能だということを、頭で分かっていてもチャートを見るとつい熱くなってしまう。
特に過去のチャートを見返すと
「ここでエントリーしていれば・・・」
と思えるポイントばかりです。
リアルタイムのトレードでエントリーできなければ、考え込んでも資金は増えません。
「何でここでエントリーしなかったんだ」
「チャートを見ていればエントリー出来ていたのに」
過去のチャートを使って検証することは良いことなのですが、変な欲にまみれた見方をしてしまうのは最悪です。
後からなら幾らでも言える事を考え、失った利益を取り戻すことが全てになってしまう。
さらに負けが込んでしまう事など考えることすら出来ませんでした。
そうしてエントリーしては負けて、反省し考え直したつもりが・・・
またも欲望だらけのエントリー。
私はそんなことの繰り返しばかりで、最後は大損失に辿り着いてしまいました。
FXでの初歩的な資金管理2点
私はFXは投資だと思って取り組んでいます。
投資である以上、資金を上手く動かして利益を上げることが大切になります。
なるべくリスクを少なくするためにも、負けた時の許容損失額を明確にしておいたほうが良いと思います。
許容損失額
そして3回連続で損失を出したらトレードを終了して、時間をかけて頭を冷やす事にしています。
FXに費やすことができる資金量などによっては、損失額を3%や5%に設定している方もいるようです。
トレードと同じで、判断は自己責任になります。
ただ、あまり大きくすると損失のダメージも大きくなります。
リスクリワード
今後も相場で生き残っていくためには、利益を損失よりも多くしなければ退場に追い込まれてしまいます。
無限の資金を持っているならば話は別ですが・・・
リスクリワードもトレード前に確認しておきたいポイントです。
損失で1のリスクを負うかわりに、利益で2を見込める状況でのみエントリーしていく。
利益が伸びていきそうなら伸ばし、戻りそうなら建値で決済して極力損失をださない。
損失がでたとしても1で必ず損切り。
損失は資金の2%で利益額が2、損失額が1とした場合、
破産しない為には勝率は何%必要でしょうか。
有名な(バルサラの破産確立)です。
知っている方も多いと思います。
先人の知恵には学ぶべきことが多くあります。
まとめ
FXはトータルで勝つもの。
プラスマイナスを繰り返しても、最後にプラスになっていれば資金は増えていきます。
一度に大きな利益を得ることが出来るのもFXの魅力の一つにあります。
ですが、コツコツと利益を積み重ねていく方が、リスクは少なくて済みます。
これだけで資金管理は万全とはいえませんが、上記の2点を意識するだけでも資産の減少を少しは防いでくれます。
FX初心者の方はぜひ、資金管理を取り入れてトレードに向かいましょう。
資金管理に関する記事はこちらにもあります。
皆様のご参考になれば幸いです。