チャートは後から見ると本当によく分かります。
過去検証などしていると、なぜこの局面でエントリーできなかったのかと思う事も多いです。
今回も押し目買いのチャンスポイントがありました。
簡単にですが振り返ってみました。
これまで私が学んできた事を記事にしています。
FXに真剣に取り組んでいる方のお役に立てば幸いです。
押し目買いの検証
押し目買いの詳細はこちらをご参照下さい。
日足チャートでの検証になります。
まず107.00近辺に水平ラインが引けます。
過去にサポート、レジスタンスラインとして機能している事が分かります。
直近最安値104.50から始まった上昇が第3波まで確定して、第4波とみられる下降が始まりました。
第4波とみられる下降が107.00の水平ラインで止められて、上昇の兆しを見せる陽線を作りました。
米ドル円日足チャート
日足の陽線が確定した時点でエントリーしたとすると、エントリーは107.75近辺になると思います。
資金管理(エントリーロット数)をしっかり考えたトレードを心がけます。
損切りポイントは水平ライン107.00の下。106.90くらいでしょう。
資金に余裕があれば第2波の最高値の少し下でもいいと思います。
利益は109.00を超えたところに置きたいところです。
しかし直近高値は108.50付近。
ここまでの米ドル円の流れでは上にいくと叩かれる。109.00のキリ番。
安全策では利確ポイントは109.00の少し下といったところでしょう。
損失は106.90だとすると約85PIPS
このままではリスクリワードが良く見積もっても1:1しかなく、トレードするには有利な状況とは言えません。
- まだエリオット波動の第5波と決まった訳ではありません。
- 水平ラインで反転して上昇の陽線。
- 移動平均線25MAで下値が支えられています。
- 75MAも上に抜いてきました。
この状況下でトレードするかはご自身の資金管理と相場観に委ねられます。
ちなみに私は見送りました。
ちょっと後悔してますが・・・
見送った理由は
- 日足ではリスクリワードが2:1以上無かった事。
- 日足以下のチャートではトレードができない環境だった事。
(4時間足で確認した時には下降の最中でした)
この時点ではまだ結果は出ていませんが、エントリーしていれば約20PIPSの含み益になっていたようです。
まとめ
過去検証をすると簡単そうに見えますが実際に動いている相場では、そう簡単にはピンポイントでエントリーは出来ません。
どんなトレードにも言える事ですがポジションを持つ時は、始めは少ないロット数でのエントリーをお薦めします。
伸びるようならポジション追加。逆行なら少ないロット数での損切り。
損小利大になるようにエントリー時のロット数による資金管理もしっかり考えていきましょう。
コメント