利益確定で終れるトレード。
うれしい瞬間ですが、利益確定の方が損切りよりも難しいと、私は感じています。
利益確定(利確)の難しさ
損切りは、ある程度の損失が膨らむと諦めも生まれます。
「サッサと切って楽になろう」と決断できるときもあります。
利益確定(利確)に関しては、ちょっとメンタルがゴチャゴチャする時があります。
「まだ伸ばせるんじゃないか」「ここで止まりそうだ、イヤ反転してしまうかも」
欲と怯えのぶつかり合いが起きます。
プロスペクト理論と呼ばれるものです。
詳しくは割愛しますが、「利益は早く確定したい」「損失は認めたくない」という心理状態です。
私の場合は大概、利確が早くなってしまいます(いわゆるチキン利確)
「ここはもう少し利益をのばしてやろう」と頭では考えていても、ローソク足がちょっとでも逆方向に動くとビビリの利確を入れてしまう。
私はまんまとプロスペクト理論にハマってしまい、機会損失の場面が多々とあります。
利益を伸ばせなくなった理由
FXを始めたばかりの頃は、トレードをよく分かっていませんでした。
スワップで儲けを出すものだと思っていて、どちらかというと外貨預金に近い感覚でFXに取り組んでいました。
「利益で100PIPS、損失も100PIPS」
こんな感じのザックリとしたルールでした。
ただ期間は長くかかりますが、100PIPSの利益を取れていましたので自己満足はしていました。
それから自分なりに勉強を始めました。
そして短期間で終わらせるトレード(スキャルピング)を憶えました。
それからです。
うまく利益を伸ばせなくなったのは・・・
そのかわり、損失も少なくはなりましたが・・・
利益確定を一定にするために取り入れた事
トレードスタイルが原因ではない事は分かっています。
ではどうすれば、利益を伸ばして損失を減らせるのか。
私が取り入れた方法は2つです。
- 利益は伸ばさずコツコツと
- エントリールールに任せる
ザックリ言うと、スキャルピングとデイトレにそれぞれのルールを与えただけです。
コツコツいくと決めた時は
コツコツの時はスキャルピングで。
利益は3~5PIPSで即確定、伸びそうでも即確定。
これを繰り返して、トータル10PIPS負けたら一度休憩するようにしています。
大体5分足でのトレードが主体です。
ダウが形成された状況で、高値安値のブレイクアウト狙いが多いです。
日足が上昇なら買いだけ、下降なら売りだけでトレードしています。
エントリールールに任せる時は
エントリールールに任せる時はデイトレで。
状況によってはスイングになります。
エントリーは水平ラインで判断しています。
4時間足でエントリーポイントを待ち、短期足のダウやチャートパターンで判断してます。
エントリールールの通りに決済されるまで待つ。
利益と損切りが確定するまで、余計なことはしません。
トレードルールにある利益2に対して損失1のリスクリワード。
これが見込める状況のみトレードするのが基本です。
まとめ
コツコツの時は、伸ばすのではなく積み上げる感覚で利益を膨らませる。
エントリールールに任せるときは、利益になろうが損失になろうがルール通りに。
余計なことはしないように、トレードスタイルごとにルールを作りました。
損失で終るトレードは、やはりルールを守らなかった時が多いです。
熱くなってエントリーを繰り返したり、無理なナンピンをしたり・・・
やっぱり最後はメンタルですね。
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