先週末のG20やその後の要人発言、米雇用統計など重要な指標発表などもあり、チャートがよく動いた印象の一週間でした。
先週末に考察したなかではユーロドルは期待とは反対方向に動いていき、米ドル円は想定通りに動いてくれています。
2019年7月1日から一週間のFX相場私的考察
ユーロドル日足チャート
今週は週初めと週終わりにファンダメンタルズ要因で大きく下降した一週間でした。
希望としては上昇トレンドを形成してくれたほうが嬉しかったのですが、下降の勢いも強かったのでエントリーポイントは見つけやすかったと思います。
ユーロドルは長期足でみると1.110から1.150のレンジが続いているようです。
日足では直近のチャート形状は上昇のダウを維持している状態です。
1.120を下抜いてくると上昇のダウも終了しますので、日足でもレンジ相場に戻る可能性が高くなりそうです。
今週末の終値から上昇を始めていけば上昇のダウは継続中となり、高値更新するか切り下げるかの結果待ちになりそうです。
1時間足以下ならば戻り売りを基本に考えていくのがよさそうですが、1.120のキリ番付近では反転上昇も注意しながらのトレードになりそうです。
米ドル円日足チャート
ほぼ先週末の想定通り108.50までの上昇をしていきました。
週明けに窓開けスタートで108.50を上抜けてから一度107.50まで下降。
その後米雇用統計の発表で108.60近辺まで上昇してから108.48くらいで終了しています。
日足チャートでは108.50で上値を抑えられている、下降トレンドに見える形状です。
週足では年初の長い下ヒゲをどう見るかによりますが、下方向への勢いの方が若干優勢だと思われます。
ここからは108.50を上抜いたら押し目待ち、抑えられて下降するようなら早めに売りエントリーしていく予定です。
上方向は4時間足以上での押し目を付けてから判断していく予定です。上値の目安は109.00です。
強い上昇を見込める程のファンダメンタルズ要因はまだ少ないような気がします。
上方向の場合は慎重に長めの時間足で判断する予定です。
下方向へは107.50くらいまではスルスルと落ちる可能性は充分にあります。
1時間足でのトレードができる環境にあれば、短い時間足での戻り売りの積み重ねもありです。
私の場合は4時間足でギリギリなので週明けの最初の4時間足が陰線なら、トレードできる状況にあれば少ないロットでエントリーしてみる予定です。
今後のトレード方針
ファンダメンダルズ要因で米ドル高の流れに変わりました。
それでもトランプ大統領は相変わらず米ドル安を訴えているように見えます。
基本的には円高方向への目線はキープのままで、短期での米ドル高方向エントリーで考えています。
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