あけましておめでとうございます。
2021年は東京オリンピックという大きなイベントがありました。
しかし為替相場を動かしたのは、2020年に引き続き新型コロナウイルスだったと思います。
昨年の振り返りと、今後の相場の長期考察をしてみました。
2021年の振り返りと2022年のFX相場私的考察
ユーロドル月足チャート
昨年の考察では下げてから上と見ていました。
結果はダブルトップから下に向かいました。
高値切り下げが確定しましたが、安値は切り上げています。
米国は利上げに向かって動いています。
ファンダメンタルズを考えると、現時点では下方向優勢と見ていきます。
下降しても直近安値の1.0634手前で止められると想定中。
トライアングルのレンジかなぁ~と考えてます。
米ドル円月足チャート
年始めから上昇。
しばらく横でしたがラスト3か月で115円を超えてきました。
米国は利上げ、日本は金融緩和継続。
ファンダメンタルズも上方向優勢と言ってます。
このまま上昇が続いても、抜けた高値の118.656で止められると想定。
大きく落ちるか、軽い調整から再上昇か。
どちらにせよ買い優先で考えていきます。
下方向のファンダメンタルズか下降のダウが形成されたら再考で。
ユーロ円月足チャート
130円を目指すと昨年初めに考察しましたが、134円を超える上昇をしていきました。
134円超えから下降して、131から129で横に動いています。
直近の上昇の波が、エリオット波動の4波目途中のように見えます。
大きく見ると上昇の3波目の途中にも見えます。
年初は上方向に動くと想定して考えていきます。
まずは137.47を超えるか止められるか。
超えれば大きく上に、止められたら修正3波も視野に。
ポンドドル月足チャート
抜けた高値の1.4375付近まで上昇しました。
ですが超える事は出来ず、1.3160まで落ちています。
2021年の始値は1.3648で終値は1.3530。
ほぼ行って来いの一年になりました。
現状は下に向かってます。
このまま落ちても1.267付近で止まると想定。
売りでのトレードならここを目標に考えます。
上に向かえば3度目の正直で1.500を目指す上昇になりそう。
直近高値まで上昇すれば、止められても調整下降から再度上を目指すと想定。
上は1.500、下は1.2670。
どちらに向かっていくのか。
現時点では下かなぁ~と考えます。
まとめ
リスクオフなら円買いが強まりますが、金融政策で見れば米ドル買い円売り。
長期の流れは米ドル円は上方向と考えます。
ユーロドルとポンドドルは、米ドル優位のレンジと見てます。
英国と米国は利上げ方向で動いてますが、まだまだ新型コロナリスクが残っています。
さらに冬季オリンピックのボイコットで、中国との関係悪化によるリスクもありそうです。
日本はまだまだ経済回復には程遠い状況。
今年は明るいニュースで溢れる一年であって欲しいです。
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