FXのトレードにおいて損切りの重要性は、資金管理と同じくらい大切な事です。
FXに関する書籍やブログなどでも、その重要性は皆が説明しています。
これまで私が学んできた事を記事にしています。
FXに真剣に取り組んでいる方のお役に立てば幸いです。
損切りについて
それでも損切りできない・・・という人もまだまだ多いのも事実のようです。
正直な話、私もほんのちょっと前まではそうでした。
「これは必ず戻ってくる。だから損切りは先に延ばそう」なんて考えてしまうことがありました。
そんなことは絶対にやらない!そう誓っていたはずなんですが・・・
これは私の経験です。
過去に実際に損切りしないで塩漬けしていたら、建値に戻って損失を出さずに済んだ。
それどころか利益が出てしまった。
こんな経験をしてしまうと、その後に同じような状況になると損切りを遅らせてしまう。
クセというか習慣というか、「今度も大丈夫だろう」という甘い考え方をするようになってしまいました。
事実2~3回くらい、そうして助かった事がありました。
ただ、そうそう旨い事が続くことはありませんでした。
結局は取り返しのつかない状況まで追い込まれてしまう事になりました。
毎日、チャートを見ては「戻ってこい!!!」と念じる日々。
新たにポジションを取ってみては「これで取り返す!!!」と祈る日々。
最後は強制ロスカット一歩手前、泣く泣く自らウン十万の損切りをする羽目になりました。
この時は退場一歩手前でなんとか踏みとどまりました。
もしもそのまま塩漬けポジションを持っていたら確実に強制ロスカット、あるいは追加証拠金が必要な事態になっていました。
わずかな損失を認められずに気が付いたら強制ロスカット。
これはとても悲しい結末です。
以前書いたエントリールールは大失敗をやらかした後に決めたルールです。
まだまだ過去の大損失は取り返せていませんが、それ以降の成績はプラス利益になっています。
ルールを守る。損切りは必ず入れる。入れたら動かさない。
言うのは簡単ですが、やり続けるのは強い意志が必要です。
FXに限らず結局最後は自分の意志の問題だと私は思っています。
損切りして失った資金は、後に大きな利益を生み出すための必要経費と割り切る。
分かってはいるつもりでしたが・・・
今回この記事を書いた理由は、損失10%というアホトレードをしてしまったからです。
過去に痛い目に遭っても、時間がたつとまた同じようなことを繰り返してしまう。
FXはメンタルコントロールが大事と云われる理由がよくわかりました。
本当に情けないの一言です。
損切りに関する記事はこちらにもあります。
皆様のご参考になれば幸いです。