金曜日、それも米国時間での動きだけ見ていれば良かったような一週間に思います。
またしても相場が動き出したのはトランプ大統領絡みでした。
2019年8月19日から一週間のFX相場私的考察
ユーロドル日足チャート
先週想定していた戻りの目安のポイントまで、金曜日の一気の上昇で戻していきました。
トランプ大統領からはFRBの事や貿易関係の発言がありましたが、とにかく相場に与える影響力は絶大です。
1.1165近くまで戻りを作ってくれたのですが、戻り方が強いです。
安値もローソク足の実体でもヒゲ先でも切り上げています。
ダウ理論的にみると高値がどのポイントで作られるかを待つチャート形状です。
1.1250を超える上昇を見せるのか、それとも高値は切り上げずにフラッグ形成の予兆を見せるのか。
今の上昇がどこで止まるのかを見極めてからのトレード戦略作りが基本になると思います。
短期足では完全に上目線有利なチャート形状です。
週明けにどういったスタートになるかにもよりますが、押し目買いでのスキャルは考えてみてもいいかも知れません。
米ドル円日足チャート
チャート形状的にみても売りたい形が続いていました。
マイルールに合致しないので様子見していましたが、一気に急降下していきました。
ルールにあった状況からのエントリーになったので、30PIPS程度の利益になりました。
全体では約100PIPSくらいは下降しています。勢いもあります。
目安としていた105.73の水平線を下に抜けてきました。
この後は売りでのエントリーポイント探しになります。
基本通りの戻り売りポイント探しになりますが、日足ベースだと戻りを作らずに下降していく事も考えられそうな勢いです。
ただ105.00のキリ番がもうすぐです。
直近の日足チャートでは2回目の下抜けチャレンジになります。
感覚的には2回目は撥ねかえられそうな気もしますが、あくまでもチャートがだした形を見てからのトレードにしたいと思います。
米ドル円はどの時間足でも下目線有利です。
その他の通貨絡みでも円高方向へのトレードが基本線でしょう。
今後のトレード方針
要人発言一発で環境が変わる可能性が高い今のFX相場です。
とくにトランプ大統領には要注意ですが、こればかりはどうする事もできません。
現状ではファンダメンタルズ要因で考えていくと、円買いが一番有利なトレードに思われます。
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