ユーロドルが下方向に、米ドル円は横方向に。
米ドルと円は買われてユーロが売られての一週間でした。
先週はユーロが買われていましたので、やはりレンジ相場が続いているようです。
もうすぐクリスマス。
FX相場もそろそろ閑散としてくる時期です。
2019年12月16日から一週間のFX相場私的考察
ユーロドル日足チャート
先週末につけた長い上ヒゲが影響したのでしょうか、下方向に動いた一週間になりました。
陽線には上ヒゲがついて陰線は長い実体のローソク足で下降。
下方向の勢いの方が上だと考えられる状況です。
それでも日足ベースでみれば1.1040を下抜いてこないと、上昇のダウが継続している判断になります。
1.1040がサポートラインとして機能して上方向に反転するのか、それとも下方向への勢いのままに1.0990目指して下降していくのか。
週末に為替相場に大きな影響を与えるファンダメンタルズ要因がでない限りは、1.1040付近までの下降をメインシナリオに考えています。
1.1040付近でのレートの動き方次第で売れそうならエントリー。
買いならば1.1180が天井とみて、そこまでに充分なリスクリワードが見込めたらエントリー。
ただ基本的には、かなり有利な状況にならない限りはポジションはとらない予定です。
どちらにせよ、1.1180から1.0990までのレンジ相場の見立ては変わっていません。
米ドル円日足チャート
先週末に「横方向に動いたらフラッグやペナントなどのチャートパターン待ち」と考察に書きましたが、フラッグのような形で横方向の動きをした一週間になりました。
こうなってくるとフラッグブレイクからの109.745突破を狙いにいきたいところですが、チャート形状をみると素直には狙えない状況です。
109.745近辺ではすでに2回、上値を抑えられています。
キリ番の110.00もすぐ目の前にあります。
とりあえずは様子見でしょうか。
フラッグブレイクで狙ったとしても109.745までに、それなりの利益を狙える有利な状況になったらエントリーしてみたいと思います。
今後のトレード方針
来週は海外ではクリスマス休暇に入るトレーダーが多くなります。
ここからは無理しないのが一番の戦略です。
相場が閑散としてくるとレートの動きに突発性もでてきます。
小さな損切りで狙っていくと、急なレートの動きで損切り連発もありえます。
充分に優位な状況になったらトレードする。
私は現在持っているユーロドルの売りポジションを決済したら、余程おいしい相場環境にならない限りは今年の取引は終了予定です。
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